なつぞら (第47回・2019/5/24) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『なつぞら』(公式サイト)
第8週『なつよ、東京には気をつけろ』の
『第47回』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
咲太郎(岡田将生)の勘違いによって、亜矢美(山口智子)が営むおでん屋・風車に連れてこられたなつ(広瀬すず)。そこで咲太郎の誤解を解くことができ、川村屋へと戻ることができた。そこでなつは、東京に来ることになった本当の理由を咲太郎に告げる。その後咲太郎は、なつたちの付き添いで東京に来ていた雪之助(安田顕)から、なつが漫画映画を作るために東洋動画に入りたいと思っていることを知らされる…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
脚本家が、勝手に設定を少し変えて物語を進めるのは困る!
確認しておくが、この度の “上京” の目的は「行方不明の兄と妹を探す旅」ではなく「夢を叶えるための第一歩」のはず。だから、前回でも今回のアバンタイトルでも描かれた、兄に怒鳴ったり非難するのは間違っていると思う。
「私と千遥」と言う台詞をなつ(広瀬すず)に言わせるならば、きちんと「行方不明の兄と妹を探す旅」の目的も含んでいる…のを描いてくれないと困る。そう、困るのだ。脚本家が勝手に次々と様々な設定をちょこっと変えては物語を進めるのは!
咲太郎が「なつ、まだ絵を描いてたのか?」位は言わせてよ!
そして、主題歌明け。今度は「私と千春」と言ったなつは消えちゃって、今度は漫画映画だ…と主張する。夢を語る妹の姿を見た咲太郎(岡田将生)の態度を見て思ったことがある。確か私(視聴者)は、なつが絵を描くのが好きで書いていたのは「北海道」でしか見ていない。しかし、妹の夢を聞いた兄が驚かない点を考えると…
東京にいた幼少期にも、兄や妹の前で絵を描いていた可能性がある。いや、そうでないと、突拍子もない夢を語り出した妹に驚かないのが不思議だ。ここは、朝ドラとして連続性を担保するためにも、なつが描いたノートをチラリと見た咲太郎が「なつ、まだ絵を描いてたのか?」くらいは言わせるべきでは? ホント、この脚本家には困る…
あとがき
咲太郎が妹・なつの夢を知って、次回の見所である東洋動画の社長・大杉(角野卓造)となつと引き合わせるためのネタ振りの15分間でしたね。15分も必要な内容でしょうか? 出来たら、もう少しツッコミを入れさせてくれるなり、「なるほど!」と思わせるなりの、内容のある15分間にして欲しいです。
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