パーフェクトワールド (第5話・2019/5/21) 感想

パーフェクトワールド

関西テレビ制作・フジテレビ系・『パーフェクトワールド』公式
第5話『幸せを願って』の感想。
なお、原作の漫画、有賀リエ「パーフェクトワールド」(講談社『Kiss』に連載中)単行本既刊9巻(ドラマ放送開始時)は既読で、同原作の2018年公開の岩田剛典と杉咲花のダブル主演の実写版映画『パーフェクトワールド 君といる奇跡』鑑賞済み



病院に搬送されたつぐみ(山本美月)に付き添う樹(松坂桃李)は、洋貴(瀬戸康史)からつぐみが介護の学校に通うため無理をしていたことを教えられ、無力感にさいなまれる。つぐみが目を覚ましたところへ駆け付けた元久(松重豊)は樹を責める。つぐみが長野・松本で療養することが決まる中、樹は病院で元久と遭遇。松本へ行く前につぐみと話したいと言う樹に対し、元久は…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:有賀リエ「パーフェクトワールド」(講談社)
脚本:中谷まゆみ(過去作/ラスト・シンデレラ、地味にスゴイ!校閲ガール、隣の家族は青く見える)
演出:三宅喜重(過去作/銭の戦争、嘘の戦争、FINAL CUT) 第1,2,4
   白木啓一郎(過去作/CRISIS 公安機動捜査隊特捜班) 第3,5
音楽:菅野祐悟(過去作/アイムホーム、リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~)
主題歌:菅田将暉 「まちがいさがし」(エピックレコードジャパン)

"しっかりと自己管理" をして尽くそうと思わないかな?

「演技に感動した!」とか、「ストーリーに泣いた!」と言う人はそれで良い。テレビ局の思う壺(失敬…)なんだから、間違った感想でない。

しかし、冷静に見れば、おかしなことばかりだ。まあ、好意的に「気を失い程に疲れていたんだ」と捉える向きも否定はしない。ただ、私がつぐみ(山本美月)の立場なら “出来る限りの自己管理” をして、愛する人のために尽くしたいと思うが。だって、身体を大切にしようと言うのを描くのも本作の一つの意味でもある訳だし…

それをしない、つぐみが悪いと言うのではない。つぐみをそう言う設定にする脚本が “あざとい” と思うのだ。敢えて意地悪な言い方をすれば、自分の管理も出来ない人間が、仕事も愛する人も勉強も一度に手に入れようと無理して、結局迷惑をかけるだけでなく、自身の命まで危険に晒した。それで、つぐみは何をしようと言うのだ…ってこと。

葵や渡辺たちが妙に冷たい人間たちに見えてしまった…

その上、ヘルパーの葵(中村ゆり)やつぐみの会社の渡辺(木村祐一)たちが、不自然な位につぐみの事を心配するのもどうかと思ってしまった。

だって、樹(松坂桃李)のことは、葵にとっては単なる雇い主ではないはずだし、渡辺たちにとってだって同僚なのだから、もう少し樹のことを心配しているように描いても良かったような。妙に冷たい人間たちに見えてしまった。

物語全体が設定に依存過ぎるから "あざとく" 見えちゃう…

結局、「障がいで恋を諦めた建築士と、車椅子に乗った初恋の相手に恋心が再燃したヒロイン(公式サイトより)」と言う設定に、物語全体がおんぶにだっこ状態過ぎるのだ。

設定を強調すればするほど、つぐみ自身が恋する自分に酔っているように見えちゃうし、葵は個人的な感情で勝手につぐみをイジメているように見えちゃうし、そう見えている時点で葵の気持ちに気付かない樹も鈍感過ぎるって見えちゃう。そこが “あざとさ” の一番の原因だと思う。

あとがき

もっと “普通” に描けば良いのに。「障がいで恋を諦めた建築士と、車椅子に乗った初恋の相手に恋心が再燃したヒロイン」と言う設定だけで十分にドラマチックなのですから、徐々に二人が愛を深めつつ、様々な “困難” を明るく前向きに乗り越えていく…だけで良いと思うのですが。原作と言う “良きお手本” があるのに…
※原作が好きで観ているので「嫌なら見るな」には反応しません。

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【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話

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