スパイラル~町工場の奇跡~ (第5話・2019/5/13) 感想

テレビ東京系・ドラマBiz『スパイラル~町工場の奇跡~』(公式)
第5話『ロボット計画始動! “裏切り”の土下座! 破滅への告白』の感想。
なお、原作の小説、真山仁「ハゲタカ4.5/スパイラル」(講談社文庫)は未読。
芝野(玉木宏)と久万田(福士誠治)達は、工業組合理事長・曾根(木場勝己)からロボット開発計画を打ち明けられる。5年ほど前「高齢化社会に人を助けるロボットが必要だ」と考えた藤村(平泉成)の熱い思いで、組合の力を集結して進めていたが、実現しなかった。藤村の思いが時を経て動き出そうとする中、芝野は連絡が取れない村尾(眞島秀和)のことが引っかかる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:真山仁「ハゲタカ4.5/スパイラル」(講談社文庫)
脚本:羽原大介(過去作/マッサン、黒革の手帖2017、昭和元禄落語心中)
演出:井坂聡(過去作/人間の証明2001、PTAグランパ!シリーズ) 第1,2,5話
松田礼人(過去作/あなたには帰る家がある、ホリデイラブ、官僚たちの夏) 第3話
棚澤孝義(過去作/弱虫ペダル、下町ロケット、半沢直樹) 第4話
音楽:遠藤浩二(過去作/とと姉ちゃん)
主題歌:SING LIKE TALKING 「Spiral」(Univesal Connect)
制作協力:スパークル(グッドワイフ、初めて恋をした日に読む話、インハンド、わたし、定時で帰ります。)
一気に危機到来で、先の楽しみは増えたような気はするが…
この放送枠を考えれば、全8~9話だから、この第5話が折り返しと言うよりも、最終章突入間近と言うことだ。その意味では、何とか順調に進んで来たマジテック社の再建も、“博士” こと藤村(平泉成)の熱い思いも引き継ぎも、ここへ来て一気に危機到来…と言うことだ。確かに「この先どうなるのか?」の楽しみは増えたような気はするが…
大風呂敷を広げ過ぎで、納得のいく結末になるのか不安…
本作の見せ場の一つである村尾(眞島秀和)の稚拙な遺恨である逆恨みによる復讐劇以前の、チープな嫌がらせ劇なのが残念。それに、更にあれこれエピソードを盛り込んで来て、見所たくさんと言うよりも、大風呂敷を広げ過ぎって感じ。
脚本が羽原大介氏だから物語が崩壊することは無いと思うが、それでも若干「これで納得出来る結末になるの?」と言う不安も過って来てしまった…
あとがき
前回の感想でも書きましたが。原作があるのは分かりますが、もう少し芝野(玉木宏)を中心にしたドラマに出来ないものでしょうか? 流石に、3話連続で主人公が脇役みたいなドラマはどうかと思います。
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★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
ハゲタカ4・5 スパイラル (講談社文庫)
SING LIKE TALKING 「Spiral」(Univesal Connect)
★本家の記事のURL → http://director.blog.shinobi.jp/Entry/12785/
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