緊急取調室 [3rd SEASON] (第5話・2019/5/9) 感想
![緊急取調室 [3rd SEASON]](https://blog-imgs-126.fc2.com/d/m/e/dmesen/kintori3rd_dra.jpg)
テレビ朝日系・木曜ドラマ『緊急取調室 [3rd SEASON]』(公式)
第5話『スープを煮る女』の感想。
なお、2014年放送の『第1シーズン(感想)』と2015年放送のSP版『緊急取調室~女ともだち~(感想)』、『第2シーズン(感想)』は、鑑賞済み。
キントリの組織変更が検討されていることが梶山(田中哲司)から伝えられ、有希子(天海祐希)達はチームプレーで結果を出そうと意気込む。そんな中、キントリは弁護士夫婦の妻・彩矢が失踪した事件を担当する。姑・昌子が防犯カメラに映るコート姿の不審な男を1カ月前にも見たと証言。取り調べを続けるうち、昌子は息子・翔太と彩矢の間にトラブルがあったと明かす。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
シリーズ原案:井上由美子(過去作/緊急取調室1,2)
脚本:井上由美子(過去作/緊急取調室1,2) 第1,2,5話
福島治子(過去作/特命指揮官 郷間彩香) 第3話
香坂隆史(過去作/火の粉、限界団地、警部補・碓氷弘一) 第4話
演出:常廣丈太(過去作/緊急取調室1,2) 第1,2,4話
本橋圭太(過去作/緊急取調室1,2) 第3,5話
音楽:林ゆうき(過去作/緊急取調室1,2)
主題歌:家入レオ「Prime Numbers」(Colourful Records)
秀作の前回を超えるのは、本作を生みの親しかいなかった!
前回は、1時間で 2時間スペシャル並みの満足度があった、脚本と演出と俳優の三位一体で魅せる秀作だった。
もう、第4話を超えるのは、『緊急取調室』を生み出した張本人(語弊がある言い方かも知れないが)である、脚本家の井上由美子氏が担当するしかないと思っていた。そして、この第5話が正に井上由美子の担当だった(エンドクレジットで確かめた訳だが)。
今回も、脚本と演出と俳優の三位一体で魅せる秀作!
第5話を観た人には、多くを語る必要はないと思う。とにかく、今回も脚本と演出と俳優の三位一体で魅せる秀作だった。まず、配役。姑の山下昌子(真野響子)に、嫁の彩矢(国分佐智子)と彩矢の夫・翔太(山崎樹範)の3人の絶妙さ。
3人が全員、善人も悪人も出来る上に、(失礼前提で言うが)微妙な演技力だから、本気で誰がどう本音と嘘を言い分けているのか分かり難かった(実は、演技力の成せる業かも知れないが)。
ここまで完成度の高いシリーズも、一話完結ドラマも、滅多に無い!
これだけでも凄いのに、今回は、有希子(天海祐希)と梶山(田中哲司)の個人的な事情を盛り込んで描いたことで、連ドラ、シリーズ作品としての面白さや深みを表現した所がスゴイ。終盤の有希子と昌子の取調べなんて、いつもの『キントリ』の取調室とは違った気に、余計に緊張感が走った名シーンだった。
最後の「カボチャ」のオチも見事だったし。ここまで完成度の高い、シリーズ作品も一話完結のドラマも、滅多に無いと思う。
あとがき
完成度が高過ぎます。毎度書いて恐縮ですが、本と演出と俳優の三位一体で魅せる “神回” と言いたいです。次回の予告編も楽しそう。本当に、良く出来たドラマだと思います。
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