なつぞら (第33回・2019/5/8) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『なつぞら』(公式サイト)
第6週『なつよ、雪原に愛を叫べ』の
『第33回』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
なつ(広瀬すず)の結婚について、泰樹(草刈正雄)に企(たくら)みがあることを、富士子(松嶋菜々子)と剛男(藤木直人)が知る。それから数日後、なつと天陽(吉沢亮)は、照男(清原翔)からもらったチケットを手に、帯広の映画館を訪れた。上映ブザーが映画館に鳴り響き、満員の客席が闇に包まれていく。なつは、夢のような漫画動画の世界に浸っていく…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
泰樹の企みを描く前に、しっかりと家族の愛情を描くべき!
なつ(広瀬すず)が東京から帰ってから、泰樹(草刈正雄)の企みを描き続けているが、まずそこが解せないのだ。なつが東京から帰って来たら、泰樹を含めて柴田家のみんなが心配するべきは、なつの兄妹の安否で無いのか。もちろん、「描かれていない=心配していない」とは言わないが。
泰樹の企みを描くなら、その前にしっかりと家族としての愛情を描くべきでは? それをせずに泰樹に企みで話を膨らませようとするから、泰樹が自分勝手とか古臭いと改善に、人さらいみたいに映っちゃう。また、演劇の時みたいに、突然心変わりして何も無かったことにする可能性はあるが…
映画館での募集広告と言う展開が用意されていたのなら…
天陽(吉沢亮)の台詞から、なつが、ずっと前からアニメーターになりたい、東京に行きたい…と思っていたように描かれた。果たして、そうだろうか。そもそも、未だに、なつが絵を描くことそのものを好きなように見えていないのに…だ。
映画館での募集広告と言う展開が用意されていたのなら、単純に子供の頃から天陽の家で絵を描かせて貰い、天陽と絵やアニメを語り、演劇部では二人で「書き割り」を書いて、今回で良かったのでは? 妹の安否も気にしていないような “なつ” なのだから、兄探しも兄と再会も必要無かった…
あとがき
今回で、「描かれなかった9年間」と「ゲストに出番を作らなきゃいけない大人の事情」が、なつの未来をまともに描かなかった元凶だと言うのが良く分かりました。だとしたら、これからも無駄話は増える訳で、だったら、せめて今回のように強引でも良いから、なつの夢を盛り込むべきです。過去はどうしようもないので…
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【これまでの感想】
第1週『なつよ、ここが十勝だ』
1 2 3 4 5 6
第2週『なつよ、夢の扉を開け』
7 8 9 10 11 12
第3週『なつよ、これが青春だ』
13 14 15 16 17 18
第4週『なつよ、女優になれ』
19 20 21 22 23 24
第5週『なつよ、お兄ちゃんはどこに?』
25 26 27 28 29 30
第6週『なつよ、雪原に愛を叫べ』
31 32
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