なつぞら (第32回・2019/5/7) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『なつぞら』(公式サイト)
第6週『なつよ、雪原に愛を叫べ』の
『第32回』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
東京でなつ(広瀬すず)は、兄の咲太郎(岡田将生)と再会を果たす。しかし、咲太郎は再び行方がわからなくなってしまう。北海道に戻り、酪農の仕事に精を出すなつ。そんなある日、なつは照男(清原翔)から呼び出され、帯広で上映するディズニー映画のチケットを2枚渡される。大喜びするなつに、なぜか天陽(吉沢亮)とふたりで行ってこいと促す照男。そんなふたりのやり取りを泰樹(草刈正雄)が遠くから見ていた…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
ここまでして、出番を作りたいか?
冒頭の夢のシーン。岡田将生さんとファンには申し訳ないが、ここまでして出番を作りたいか…と思ってしまった。夢オチなんてやってる暇があるなら、折角再会できた兄の咲太郎(岡田将生)を残して、なつ(広瀬すず)が北海道に帰って来た理由を描いて欲しかった。
なつの描写が、蔑ろにされ過ぎ…
そして、前回で何とか北海道編から東京編になったら良い方向になるとの期待が裏切られ、まさかの東京編失速すら危ぶまれたのに、夢オチのあとは延々とどうでも良いような話ばかり。で、気が付いたら11分。まるで視聴者に観てくれと言わんばかりに、なつが絵を描いている場面だ。
確かに前回では東京のプロのアニメーターに褒められて、今回もまるで日常のように絵を描いているように見せてはいるが、なつの人物描写が粗雑過ぎて、なつが絵を描くのが何よりも好きには見えない。
大量のゲストを捌くのに、脚本家と演出家が精一杯か?
前回も書いたが、「朝ドラ100作目」だからNHKが召集をかけた大量のゲスト出演者を捌くのに、脚本家と演出家が精一杯で、なつの描写が蔑ろにされているようにしか見えない。
あとがき
前回の「東京編」のお披露目的な映像で、『半分、青い。』を超えるトレンディードラマ風な朝ドラになるのが垣間見えてしまった上に、物語は偶然と唐突の連続の継ぎ接ぎだらけ。もっと、なつの心情や設定を含めて、全体に連続性が欲しいです。
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NHK連続テレビ小説 なつぞら 上
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