なつぞら (第31回・2019/5/6) 感想

連続テレビ小説「なつぞら」

NHK総合・連続テレビ小説『なつぞら』公式サイト
第6週『なつよ、雪原に愛を叫べ』の 『第31回』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


咲太郎(岡田将生)を探すため、東京を訪れたなつ(広瀬すず)と富士子(松嶋菜々子)。ふたりは偶然、天陽(吉沢亮)の兄・陽平(犬飼貴丈)と再会する。そこでなつは、陽平が、漫画動画を作る会社で働いていることを知る。子供のころに学校でアメリカの漫画映画を見たときの感動を覚えているなつは、陽平に誘われるがまま、スタジオ見学に行くことに。そしてなつは、漫画動画を制作する「新東京動画社」に足を踏み入れた…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

大きな期待をしていないから、あれこれ受け入れられるが…

もう、大きな期待はしていない。だから、主題歌明けに大人になった天陽(吉沢亮)の兄・陽平(犬飼貴丈)が登場しても、唐突だなんて思わない。だって、新規視聴者獲得のために次々と新たな出演者を出す「客寄せモード」がずっと進行中だから。

東京へ来てからのなつ(広瀬すず)と富士子(松嶋菜々子)に、何かを食べている印象しか無いのも、じっくり顔を映すにはあちこち動かれない方が楽だからと納得もしている。

ベーカリー兼カフェ「川村屋」の店内には、レコードプレーヤーがあって時代を象徴するような店内BGMが流れていれば雰囲気が出るのに、何の特徴もない劇伴が薄っすらと流れる手抜き演出も諦められる。

しかし、陽平の次の台詞だけは許せない!

あれもこれも許して観ていたが、陽平の次の台詞だけは許せない。

陽平「なっちゃんなら きっと 興味があると思うな」

流石に、この台詞はやり過ぎだし、強引過ぎる。その上、なつには、アニメーターの仲 努(井浦新)の「アニメーションを見たことある?」の問いに、こんな台詞で答えさせちゃった。

なつに「子どもの頃」と言わせちゃダメでしょ!?

なつ「子どもの頃に
   学校の映画会でアメリカの漫画映画を見て感動しました」

確かに、幼い頃はノートの端っこでパラパラ漫画をやっていたとしても、その後のなつに<漫画映画で感動したから何かを続けている>と言う印象があえば話は別だが、幾度も書くが、本作は「描かれなかった9年間」を積み残しているから、余計に<漫画映画で感動したから何かを続けている>と言う印象が無い。

確かに、“こなつ” から “なつ” に交代した後に、陽平の山田家で絵の話があったのはあったし、演劇部のくだりも無関係とはまで言わないが、個人的には自分の演技で泰樹(草刈正雄)の心を動かしたのだから、なつが興味を持つのは「演技」の方が自然に見えちゃう。

だから、演劇部のくだりの時に、天陽と一緒に大道具担当として「書き割り」を書き、その「書き割り」が泰樹の心を動かしたことにしたら良かった。と、先日も書いたばかりだ。

なつの"才能"や"未来"が見える場面を盛り込むべきだった…

今回の仲が出した「薪割りの作画テスト」なんて、これだけ抽出したら、かなり良かった。主人公しか出来ない体験だし、考えるなつを通して、なつの “才能” や “未来” が垣間見れた。

本来は、幼少期から天陽と陽平と一緒に山田家の絵の具を借りたり、富士子に画材を買ってくれるようにお願いしたり、夏休みの宿題の絵が先生に褒められたりと言う、なつを通して、なつの “才能” や “未来” が垣間見れるシーンを、もっともっと盛り込むべきだった。

新ゲストが登場する度に以前の話との一貫性や連続性が薄まる

どうも、「描かれなかった9年間」以降、そう第3週目以降は物語に一貫性や連続性が足りないと思っている。

その原因に一つが、主要の出演者だけが決まっている状態で書いた全体の構成に、あとから次々と決まるゲスト出演者に「役」を当て嵌めることによって、ゲストの見所を作るために最初の全体構成に手を入れて、後付けしている可能性だ。

だから、新たなゲストが登場する度に、その直前までの話との一貫性や連続性が薄まり、違和感さえ生み出してしまう。例えば、既に、演劇、兄との再会、川村屋は要らないくなった。

単純に、なつが高校卒業直前に兄に会いたいと言って、東京で修行する雪次郎(山田裕貴)と一緒に上京するだけで良かったし、雪次郎だけで不安なら東京で修行経験のある雪之助(安田顕)が同行する方が、富士子が行くより自然な流れ。

とは言え、なつが兄に会いたいとどれだけ切望していのかが描かれていないから、何かの休みで帰省した陽介が、なつに「進路はどうなったの?」の一言で済む話なのだが。

あとがき

今後も、「朝ドラ100作目」だから、まだまだゲストの出演者が登場するのは、既に発表されています。新ゲスト、新キャラが登場する度に、それまで描いて来た内容が無くても良い事になるのは、連ドラとして致命的だと思います。

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【これまでの感想】

第1週『なつよ、ここが十勝だ』
1 2 3 4 5 6
第2週『なつよ、夢の扉を開け』
7 8 9 10 11 12
第3週『なつよ、これが青春だ』
13 14 15 16 17 18
第4週『なつよ、女優になれ』
19 20 21 22 23 24
第5週『なつよ、お兄ちゃんはどこに?』
25 26 27 28 29 30
第6週『なつよ、雪原に愛を叫べ』

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