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きのう何食べた? (第5話・2019/5/3) 感想

きのう何食べた?

テレビ東京系・ドラマ24『きのう何食べた?』公式
第5話『濃厚味噌ラーメン』の感想。
なお、原作の漫画、よしながふみ「きのう何食べた?」(講談社「モーニング」連載中)は、未読。



悟朗(志賀廣太郎)の術後の経過が順調で安心する史朗(西島秀俊)に、久栄(梶芽衣子)は「‘老い支度’をきちんと考えているのか」と案じる。賢二(内野聖陽)と添い遂げるつもりなのか、今後の話をしたいと、年末年始に里帰りするよう説得する久栄。思わず帰りたくないと吐露すると、賢二は「ぜいたくだ」と怒る。史朗はふと、賢二から家族の話を聞いたことがないと気付く。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:よしながふみ「きのう何食べた?」(漫画)
脚本:安達奈緒子(過去作/大貧乏、コード・ブルー3、透明なゆりかご)
演出:中江和仁(過去作/映画「嘘を愛する女」) 第1,2,3
   野尻克己(過去作/映画「鈴木家の嘘」) 第4,5
   片桐健滋(過去作/映画「PとJK」)
音楽:澤田かおり(過去作/TBS系『噂の!東京マガジン』エンディングテーマ)
オープニングテーマ:OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND「帰り道」(TOY'S FACTORY)
エンディングテーマ:フレンズ 「iをyou」(ワーナーミュージック・ジャパン)

序盤の、ちょっぴり昭和で軽快な劇伴とシリアスの組合せが絶妙

本作のオリジナル・サウンドトラック盤が発売されていないので、曲名が分からないのだが。

今回の冒頭の「サッポロ一番」のくだりに始まって、史朗(西島秀俊)の母・久栄(梶芽衣子)の丁寧な物言いでの「老後とか そういう老いじたくのこと その方と きちっと 話したことあるの?」と賢二(内野聖陽)の関係を心配するくだりに、BGMとして流れていた、ちょっぴり昭和を思わせる軽快なカルテット風な音色が響く曲が好きだ。

「袋ラーメンの食べ方」も「老い支度」も、自分で決めるしかない

時々、使われる楽曲だが、この序盤の史朗の実家でのシーンなんて、演出の仕方次第で幾らでもシリアスに持ち込める。なのに、本作はいつもそれをしない。決して、真正面から描くことから逃げているのでなく、「袋ラーメンの食べ方はどうするか?」も「老い支度をどうするか?」も突き詰めれば、その人の “生き様” と言う点で根っこは同じだ。

要は、自分で決めるしかないってこと。それを、軽快な音楽に乗せて描くから、人生っていろいろあって面白い…と思わせてくれる。なかなか粋な劇伴と演出だと思う。それを証明するかのように、次の「史朗さんは贅沢」と言う賢二のシーンには劇伴がない。一方的に聞くだけの無言の史朗を活かすために違いない…と思う。

賢二の "1人で新年を迎える佇まい" が愛しかった…

賢二が史朗からの電話を切った後、すぐに即席ラーメンの袋をゴミ箱に捨てたシーンが印象的だった。史朗からの電話に出る前の「サッポロ一番みそラーメン」は賢二にとっての御馳走であり至福の時間を満喫するための最高の小道具だった。

しかし、史朗からの電話で「作ったら即食べだよな」と “生き様” を共有したことで、ふと我に返り「まぁ こうして 1人の年越しも寂しくないのは シロさんが ちゃんと帰ってきてくれるって わかってるからなんだよねぇ」と、さっきまでの御馳走と至福の時間にきっぱりと別れを告げるように、袋をゴミ箱へ。

お尻で冷蔵庫をぴょこんと占める仕草を含めて、40歳を過ぎたゲイらしい賢二の “1人で新年を迎える佇まい” が愛しかった…

相手の気持ちを慮る "さり気ない思い遣り" に、ホンワカしちゃう

史朗が実家から帰って来て、再び史朗と賢二の生活が始まった。本作では、これまでにも口喧嘩で気まずくなった時に相手が好きな食べ物を用意したり、相手が辛い時や大変な時は洗濯物を畳んだり部屋の掃除をしてあげたりと、相手の気持ちを慮(おもんぱか)る “さり気ない思い遣り” が毎回ちょこっと描かれる。

史朗と賢二にも、少しだけ「老い支度」のそよ風が吹いた様な

今回でも、先程の賢二が「サッポロ一番みそラーメン」の袋を捨てるのだって、次々と供される「餅料理」で一日遅れのお正月を2人で楽しむのもそうだと思う。そして、餅料理地獄から逃れた賢二が、食パンのトーストに栗きんとんをのせて美味そうに食べる姿。それを嬉しそうに観る史朗。

賢二「おいしいよ 甘すぎなくて。また来年も食べたいな」
史朗「言っとくよ」

“甘すぎない” 史朗と賢二の生活にも、少しだけ「老い支度」のそよ風が吹いたような素敵なシーンだった。

あとがき

ついに第5話にして、西島秀俊さんと、特に内野聖陽さんの “名演技” と言う感覚が無くなって、テレビの中にいるのが「筧史朗」と「矢吹賢二」と言う人間に見えました。これってスゴい事だと思います。孫の問題は、ゲイカップルだけの問題でもありません。いろいろ考えさせられつつ、笑えて泣けて感動出来るドラマですね。

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【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話

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