ストロベリーナイト・サーガ(第3話・2019/4/25) 感想

フジテレビ系・木曜劇場『ストロベリーナイト・サーガ』(公式)
第3話 エピソードタイトル『ソウルケイジ(後編)』、サブタイトル『究極の父性!?哀しき殺人者の慟哭』の感想。
なお、原作の小説、誉田哲也「姫川玲子シリーズ」(小説)は数冊だけ既読。
工務店主・高岡(寺脇康文)の生命保険金の受取人を調べた玲子(二階堂ふみ)と菊田(亀梨和也)、葉山(葉山奨之)らは意外な事実をつかむ。一方、工務店で働く耕介(堀井新太)や恋人・美智子(山谷花純)の亡父の保険担当者を探る10係主任・日下(神保悟志)は、別件で動く勝俣(江口洋介)に取引を持ち掛ける。そんな中、今度は胴体が発見され、その遺体に葉山は違和感を覚える。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:誉田哲也「姫川玲子シリーズ」(小説)
脚本:徳永友一(過去作/グッド・ドクター、海月姫、僕たちがやりました) 第1話
ひかわかよ(過去作/嫌われる勇気、セシルのもくろみ) 第2,3話
関えり香(過去作/後妻業、結婚相手は抽選で)
演出:石川淳一(過去作/リーガルハイ、海月姫、フラジャイル) 第1話
山内大典(過去作/サイレント・ヴォイス、海月姫) 第2,3話
音楽:末廣健一郎(過去作/逃げるは恥だが役に立つ、大貧乏、貴族探偵)
主題歌:亀梨和也 「Rain」
オープニングテーマ:ロイ-RoE-「VIOLATION*」
「前編」よりも無駄が多く、テンポまで悪くなってしまった
『ソウルゲイジ』を前後編の構成にしてしまったために、「前編」である第2話の引き延ばし感が半端無かった。だから、「後編」の第3話には、もっとタイトで無駄のない脚本と演出を期待したのだが、むしろ「前編」よりも無駄な部分が多く、そのためにテンポまで悪くなってしまった。
無駄を削ぐため、単純に1話完結にすれば良かったのに…
とにかく、『ストロベリーナイト』のエピソードの中でも、刑事ドラマの面白さがギュッと詰まった物語なのだから、単純に1話完結にしていたら良かったと思う。そうすれば感想は違っていたかも知れない。
リメイク版で新鮮味が出せないなら、分かり易く描くべきだった
そもそも、ひかわかよ氏の脚本は他の作品でも時間軸の表現が分かり難い。そして、『ソウルゲイジ』は元々複雑なお話だ。
そして、今回を初見の視聴者ならともかく、竹内結子版を鑑賞済みの視聴者には、せめてキャスト総取り換えした “新鮮味” を提供するべきなのに、第1話からそこが出来ていないのだから、やはり “分かり易さ” を重視すべきだったと思う。
まさか、スタッフたちが『ソウルゲイジ』の価値や意味を十分に理解せずに臨んだとは思いたくないが、今回の内容の薄っぺらさや「これじゃない!」感は、それを疑いたくなってしまった。
あとがき
第1話を観た時は、キャスティングに「これじゃない!」感が溢れていましたが、前後編の『ソウルゲイジ』を観て、逆に脚本と演出の駄目さが際立ってしまい、むしろ出演者が気の毒に見えました。何とか、第3話まで観ましたが、これ以上「これじゃない!」と言い続けるのもイヤなので、今回で継続視聴から離脱します。
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