なつぞら (第20回・2019/4/23) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『なつぞら』(公式サイト)
第4週『なつよ、女優になれ』の
『第20回』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
ついに、演劇部顧問の倉田先生(柄本佑)が脚本を書上げ、なつ(広瀬すず)、雪次郎(山田裕貴)らに台本を手渡す。なつが、祖父の泰樹(草刈正雄)を思い入部したことを知る倉田は、物語の重要な役をなつに与える。さらに倉田は、舞台の背景となる絵についても相談する。倉田のイメージが、雪月に飾ってあった絵画であることを知ったなつは、その作者に絵を依頼することを提案。その作者の家を訪ねることに…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
「書き割りって何ですか?」と聞かないのが、なつか…
まあ、知っていたのだと思うが。序盤で演劇部顧問の倉田先生(柄本佑)が「あんな書き割りが作れるといいんだけどな」と言った直後、なつは何となく頷いていた。そして天陽(吉沢亮)の家に行くと「書き割り」を「舞台美術」「背景の絵」と変換していた。なつは「書き割り」と言う言葉の意味を知っていたのか。
どうでも良い事だが、全く演劇に興味のなかったなつが、知っているのは解せないなって。むしろ、ここは「書き割りって何ですか?」と…。おっと、そうだった。なつは「人の心に流されながら、出会いと関わりのなかで、人生を見いだしていくヒロイン」と公式サイトに書いてあったんだ。まだ、ついつい忘れてしまう…
なつは「演劇をやろうと思った」ことはないはず…
天陽に演劇の台本を渡すくだりで、なつがこんなこと↓を言っていた。
なつ「実はね 私が演劇をやろうと思ったのは」
正しくは「演劇をやれと言われた」なのに。前回の感想にも書いたが、やはり「ブレまくるヒロイン」なのは重々承知の上とは言え、こう何度も「能動的」「受動的」「非積極的」「ぼんやり」が瞬時に入れ替わるだけでなく、放送回毎に、以前は「受動的」に描いたのに今度は「能動的」と都合良く変えて描かれては困るのだが。
終盤の夕見子となつの会話に見えた、本作の面白味の無さ…
でも、終盤の夕見子(福地桃子)となつの会話では、夕見子が「人の心に流されながら、出会いと関わりのなかで、人生を見いだしていくヒロイン」であることを認めた上で「自分のためにやんなよ」と言っていた。なつも、まんざらでもない表情で受けていた。まあ、なつと言うヒロインはこんな感じのキャラクターなのだろう。
これまでの能動的で問題解決能力で生き抜くヒロインに慣れているから物足りないが、ぼちぼち慣れて来そうだ。しかし、慣れて来るとあまり感想が無くなる。だって、ハラハラドキドキも予定調和もないのだから、ただ進む物語を淡々と受け入れるだけだから…
あとがき
また、よっちゃんが可哀想でしたね。なぜ、あんな風にヒロイン以外の女子を小馬鹿に描くのでしょう? まあ、いいや。なんか面白味がありません。今日の15分も別に見なくても大丈夫なような内容で…
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