集団左遷!! (第1話/初回85分拡大SP・2019/4/21) 感想

TBSテレビ系・日曜劇場『集団左遷!!』(公式)
第1話/初回85分拡大SP『俺達に明日はない!?ノルマ100億に挑め! ド根性男の奇跡始動』の感想。
なお、原作の小説、江波戸哲夫「新装版 銀行支店長」「集団左遷」(講談社文庫)は未読。
三友銀行に勤める片岡(福山雅治)は、東京・蒲田支店の支店長に昇任する。だが直後、常務取締役・横山(三上博史)から「半年以内にノルマを達成しなければ蒲田支店は廃店」と告げられる。片岡の支店長としての出勤初日、融資先の会社の社長・米山(平山浩行)が夜逃げしたと連絡が届いた。片岡は部下・滝川(神木隆之介)、同社担当・平(井之脇海)と米山の行方を捜す。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:江波戸哲夫「新装版 銀行支店長」「集団左遷」(講談社文庫)
脚本:いずみ吉紘(過去作/極悪がんぼ、仰げば尊し、トドメの接吻)
演出:平川雄一朗(過去作/とんび、天皇の料理番、義母と娘のブルース) 第1話
田中健太(過去作/小さな巨人、陸王、ブラックペアン、下町ロケット)
韓哲(過去作/ATARU、IQ246~華麗なる事件簿~、コウノドリ2)
音楽:佐橋俊彦(過去作/ちりとてちん、dinner、テミスの剣、ヘッドハンター)
主題歌:エレファントカシマシ「俺たちの明日」
ほぼ新鮮味ゼロで、全編既視感で溢れた85分間…
先週金曜日、電波ジャック的に断行されていたTBSの番宣の必死さから「大丈夫なの?」と懐疑的な気持ちで観始めた『集団左遷!!』の第1話。
とにかく、内容には “ほぼ新鮮味ゼロ” な上に、スタッフがいつもの日曜劇場なので見た目も “ほぼ新鮮味ゼロ” と言う、全編既視感で溢れた85分間だった。ただ、既視感を問うなら、『日曜劇場』枠そのものの問題であり課題であり特徴だから目をつぶる。
クド過ぎる演出と、主人公の空回り感が半端無かった…
問題は、いろいろな面でクドいこと。エピソードも進みが遅いし、ちょこちょこと入るコミカルな描写は滑るし邪魔だし、片岡(福山雅治)の走るカットも、オジサン俳優たちのアップも、どれもこれもクド過ぎる。その上、主人公の空回り感が半端無くて、逆に気の毒に見えてしまった程だった。
クドさを削る意味でも、普通の1時間枠にしておけば隠せたかも知れないが、次回も15分拡大の75分SPなのだ。
あとがき
幾ら何でも、もう少しクドさを助長出来なかったのでしょうかね。それに主人公の片山のキャラ設定も、あまりに現実離れしており違和感を覚えました。そして、福山雅治さんの演技も力が入り過ぎて、仕事から帰って観るドラマとしてはちょっと疲れちゃいました。
神木隆之介さんがいい味を出していたので次回も観ますので、第2話からの好転に期待します。
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