なつぞら (第6回・2019/4/6) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『なつぞら』(公式サイト)
第1週『なつよ、ここが十勝だ』の
『第6回』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
なつ(粟野咲莉)は柴田家や学校、酪農の仕事に溶け込んでいく一方で、東京に残った兄の咲太郎に手紙を書き続けていた。そんな中、同じ年の夕見子(荒川梨杏)は、思い切ってなつの本心を訪ねる。ところが、なつからは無理にやさしくしないでいいと気のない返事をされてしまう。ある日、なつが夕見子の妹・明美の子守をしていると、泣かせてしまう。そこに夕見子が現れ、明美になにかしたとなつは疑われてしまい…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
第1週目の土曜日の朝に相応しい、清々しい感動の仔牛誕生
土曜日のアバンタイトルのラストカットが、仔馬が生まれそうな…なんて、実に半年間続く朝ドラの第1週の土曜日に相応しい清々しさだ。
それに続くオープニング映像も軽快で、主題歌明けの青白い朝日の中での牛の出産シーンも、本当にドラマチック。手持ちカメラが捉えた出産、そして仔牛が立つ場面と、子役を含めた俳優さんたちの演技が見事にリンクして実に感動的だった。
今週のように毎日ほんの少しずつで良いから進むだけで良い
前回では、物語の核に「絵」がなりそうな雰囲気を醸し出し、今回の学校のシーンでは「パラパラ漫画」へと前進した。先日も書いた通り、これで良いのだ。大きく話を進める必要はない。ただ、毎日ほんの少しずつで良いから進めて欲しいのだ。この辺もベテラン脚本家ならではの余裕を感じる部分。是非この調子で進んで欲しい…
現在と未来のなつのモノローグと回想の使い方が良かった
10分頃からの、劇中の現在のなつ(粟野咲莉)と未来のなつ(広瀬すず)のモノローグと回想シーンの使い方なんて、先日でやってしまった違和感をきちんと払拭して、かなり難しいクロストーク的な構成を見事に描いた。きっと、ちょっとしたバランスが崩れたら散漫な印象になったろうに。それには、劇伴が生み出す強い印象も大いに役立ったと思う。
あとがき
粟野咲莉さんを中心に俳優さんたちの演技力と存在感、丁寧な脚本、技ありの演出、わざとらしくない劇伴、内村光良さんの温かい語り。これらが相まって『なつぞら』の第1週は秀逸だったと思います。明るくて前向きで清々しい朝ドラ、これが見たかったのです…
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連続テレビ小説 なつぞら Part1 (NHKドラマ・ガイド)
NHK連続テレビ小説 なつぞら 上
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【これまでの感想】
第1週『なつよ、ここが十勝だ』
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