まんぷく (第146回・2019/3/25) 感想

連続テレビ小説「まんぷく」

NHK総合・連続テレビ小説『まんぷく』公式サイト
第26週/最終週『いきましょう!二人で!』の 『第146回』の感想。


 本作は、2019/2/27 にクランクアップ(撮影終了)しています。
 従って、僅かな編集への期待と、直感的な賛美や愚痴を書いています。
 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。


ついに発売された「まんぷくヌードル」。発売してすぐに、仲間たちから絶賛され、萬平さんと福ちゃんの苦労は報われたかと思われましたが、売り上げが全然伸びません。原因は100円という「値段の高さ」と指摘され、社内では価格を下げる提案も出ますが、萬平さんは決して認めません。しかし、その後も売り上げは伸び悩み、福ちゃんが変装してスーパーで市場調査を行うと…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

最終週の月曜日が、ここまで盛り上がらないか…

さて、いよいよ最終週、その月曜日。我々日本人、いや世界中の人が知る「日清のカップヌードル」の完成秘話の佳境だ。ついに「まんぷくヌードル」が発売されたのを描いた僅か20秒のアバンタイトルだが、見ている自分がここでも盛り上がらないとは夢にも思わなかった…

最終週だからと、闇雲に過去の人を登場させるから破綻する

主題歌明け、久し振りに加地谷圭介(片岡愛之助)が登場して、こんな事を言っていた。

加地谷「大成功 おめでとう… 立花君」

これ、普通は「まんぷくヌードル」が大ヒットした時に言う台詞では? 現時点では発売開始されてだけ。確かに当時は発売前から世間では話題に放っていたが、劇中では「販売開始」だけなのだから、時期尚早と言わざるを得ない。それに、なぜ、加地谷は今電話を掛けたのか、その意味もタイミングも良く分からず仕舞い。

野呂にしてもそう、「最終週だから懐かしいでしょ?」と、何でもかんでも闇雲に登場させるとこうなるのだ。きちんと、月曜日なのだから、仕切り直して、「発売直後から日本中で まんぷくヌードルが大ヒットしました」と一文ナレーションを入れるだけで済んだのに…

商品を製造販売するドラマなのに、販売の描写が雑過ぎる!

4分頃の会議のシーンでは、売り上げが伸び悩んでいるとの表現。と言う事は、前段の加地と野呂は萬平が作ったのを知っていて好意で買ったように見えてしまった。まあ、いつもの事だから驚きはしないが、本作は商品を製造販売するドラマなのに、価格設定や販路開拓、販売実績等の描写が雑、いや無さ過ぎる。

「世の中のために、世の人の役に立ちたい」と100円の矛盾

そして、以前から引っ掛かっているのが、萬平が「まんぷくヌードル」の価格を100円に拘っている事だ。そもそも論で恐縮だが、そもそも萬平の事業家、発明家としての原点は「世の中のために、世の人の役に立ちたい」と言う事だったと思う。

ところが振り返れば、「ダネイホン」は高額で病院受注が主で、本当に栄養を必要としている人たちには手が届かぬ価格だった。また、「まんぷくラーメン」は30円の低価格だったが、『テイコー食品』がほぼ同質の商品を20円で売って利益を出していた。そして今回の「まんぷくヌードル」は価格設定の根拠のないまま、100円に固執する萬平。

劇中でも、100円が高過ぎると市場が評価していると描いているのだから、この固執する萬平と「世の中のために、世の人の役に立ちたい」が全く釣り合わない。これでは、金の亡者に見える。まあ、詳しく書かないが、この辺も史実とフィクションを巧みに連携させず、いいとこどりの美談にしようと企むから破綻するのだ。

「私が手柄を立てました」と自慢した福子のはしゃぐ姿…

6分頃、見たくないシーンがやって来た。例の大袈裟な演技の安藤サクラ氏が演じる “はしゃぐ福子” だ。以前にも “サクラ” を演じる場面はあったが、今回が前回よりも不快感を増したのは、第143回(3/21放送)で、福子が「私が手柄を立てました」と自慢した直後だから。

別に、全てのドラマの妻役が夫を助けた後に「手柄を立てました」と言うなと言っているのはない。先々週までサブタイトルで『見守るしかない』だった福子が言うのは不自然だし、辻褄が合わないと思うのだ。

サブタイトルついでに書けば、先週の『できました!萬平さん!』で自分の手柄を称賛し、今週の『いきましょう!二人で!』で主導権を握っている福子。完全に「予言者・福子」として物語を誘導し、劇中では萬平におんぶにだっこ状態の福子が何を言うか! と思ってしまうのだが…

タカが、何かと反論して場をシラケさせるのがイラッと…

それにしても、私にとって登場直後の好印象から、この数か月で一気に評価が下がったのが、香田家のタカ。実家に寄生して、喋る事と言ったら夫・神部と息子への愚痴ばかり。その上、何かと反論しては場をシラケさせる。塩製造の頃の神部とのやり取りは良かったのに。

時間繋ぎのために、香田家を大人数にしておいた方が都合が良いのは分かるが、神部夫婦(一家か?)が独立しない理由が分からない。えっ? 最初に泥棒だったからとか?

あとがき

今回登場した咲姉の幽霊は酷かったですね。普通のドラマなら「またまた~」みたいに微笑ましく見られそうなシーンですが、血も涙もない愛を描かぬ本作では、咲姉の台詞が氷のように冷たく感じました。まっ、私の想像では「生前葬」止まりで鈴は死なないと踏んでいるのですが…

さて、今夜から4夜連続で『ひよっこ2』が始まりますね。それに先立って先週に総集編を見ました。一度見て結末を知っている『ひよっこ』と、結末を知らない『まんぷく』対決と言う訳ですが、『ひよっこ』の方が圧倒的に不快感がありませんでした。

また、登場人物の描写の丁寧さと、作り手の愛情が(特に、奥茨城バートについて)強く注がれていると感じました。そして、『ひよっこ』は100点満点の朝ドラではありませんでしたが、桑田佳祐さんの歌う主題歌『若い広場』を始め、登場人物たちが多くの視聴者に愛されていたのは、当blogへの反応を見ても明らかです。

次の『なつぞら』も『ひよっこ』のように愛される朝ドラになるのを期待します…。おっと、まだ『まんぷく』が終わっていませんでしたね(謝) 最後の一週間も、よろしくお願いします。

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【これまでの感想】

第1週『結婚はまだまだ先!』
1 2 3 4 5 6
第2週『…会いません、今は』
7 8 9 10 11 12
第3週『そんなん絶対ウソ!』
13 14 15 16 17 18
第4週『私がみつけます!』
19 20 21 22 23 24
第5週『信じるんです!』
25 26 27 28 29 30
第6週『お塩を作るんですか!?』
31 32 33 34 35 36
第7週『私がなんとかします!』
37 38 39 40 41 42
第8週『新しい冒険!?』
43 44 45 46 47 48
第9週『違うわ、萬平さん』
49 50 51 52 53 54
第10週『私は武士の娘の娘!』
55 56 57 58 59 60
第11週『まんぺい印のダネイホン!』
61 62 63 64 65 66
第12週『絶対何とかなるから!』
67 68 69 70 71 72
第13週『生きてさえいれば』
 73 74 75 76 77
第14週『理事長!?』
78 79
第15週『後悔してるんですか?』
80 81 82 83 84 85
第16週『あとは登るだけです!』
86 87 88 89 90 91
第17週『ラーメンだ!福子!』
92 93 94 95 96 97
第18週『完成はもうすぐ!?』
98 99 100 101 102 103
第19週『10歩も20歩も前進です!』
104 105 106 107 108 109
第20週『できたぞ!福子!』
110 111 112 113 114 115
第21週『作戦を考えてください』
116 117 118 119 120 121
第22週『きれいごとは通りませんか』
122 122 123 124 125 126 127
第23週『新製品!?』
128 129 130 131 132 133
第24週『見守るしかない』
134 135 136 137 138 139
第25週『できました!萬平さん!』
140 141 142 143 144 145
第26週/最終週『いきましょう!二人で!』

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行きましょう!二人で>『まんぷく』第146話

​​​​​​​​​あ~ 遂に最終週か… 特にこれといった感慨もないけど あ、いや それは『まんぷく』だからじゃないです いつものことです>冷酷ひじゅに ただ、まあ ようやく終わる! 早く次行こう、次! …とまでは思っていない そこが某前作との大きな違い …と言いつつ 某前作のことも頭からほとんど消えちゃってるけどね …ひじゅにですが何か? ...

行きましょう!二人で>『まんぷく』第146話

​​​​​​​​​あ~遂に最終週か…特にこれといった感慨もないけどあ、いやそれは『まんぷく』だからじゃないですいつものことです>冷酷ひじゅにただ、まあようやく終わる!早...

連続テレビ小説『まんぷく』第146回

『いきましょう!二人で!』内容ついに発売された“まんぷくヌードル”が。。。売れなかった。萬平(長谷川博己)は。。。。敬称略演出は、渡邊良雄さんサブタイトルだけで、残念感が漂うよね(失笑)今までのことを考えれば、間違いなく“主人公・福子”からの“言葉”のつもりなのだ。が。。。それが、違和感ばかりで。逆に、今回なんて。。。“萬平”からの“言葉”ならば、今作として、納得出来る感じ。それくらい、今作...

【まんぷく】第146回(第26週月曜日) 感想

…萬平さんと福ちゃんの苦労は報われたかと思われましたが、売り上げが全然伸びません。原因は100円という「値段の高さ」と指摘され、社内で… 

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