3年A組─今から皆さんは、人質です─ (第6話・2019/2/10) 感想

日本テレビ系・日曜ドラマ『3年A組─今から皆さんは、人質です─』(公式)
第6話『怒涛のヒーロー編!開幕!黒幕教師は誰』の感想。
フェイク動画の依頼主は、魁皇高校の教師であることが判明。その件を自ら、SNSに投稿した一颯(菅田将暉)は、翌朝、数学教師・武智(田辺誠一)に電話をし、午後8時までに犯人が名乗り出なければ教室を爆破すると宣告する。一方、さくら(永野芽郁)が5人の候補を挙げ、水泳部顧問の坪井(神尾佑)が本命視される中、坪井を恨む元水泳部員の涼音(福原遥)が行動を起こす。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:武藤将吾(過去作/怪盗 山猫、仮面ライダービルド)
演出:小室直子(過去作/怪盗 山猫) 第1,2,5話
鈴木勇馬(過去作/東京タラレバ娘、今日から俺は!!) 第3,4,6話
水野格(過去作/崖っぷちホテル!、サバイバル・ウェディング)
音楽:松本晃彦(過去作/踊る大捜査線、崖っぷちホテル!)
主題歌:ザ・クロマニヨンズ「生きる」
個々の生徒のエピソードは悪くないが、前回より更に失速…
生徒一人一人に与えられたエピソードはそれ程は悪くないし、全体の結末の引っ張り方も意外と面白く作られているのは認める。しかし、前回の感想で書いた “若干の失速” が “更に加速” したと言わざるを得ない。前回よりも主人公・一颯(菅田将暉)が物語の最前線から後退させ、生徒たちを一歩前に出した。
一颯が物語の最前線から後退し、さくらが最前列に!?
そのお陰で二つの事象が起きた。一つは、最近どこ発信か知らないが多くの提灯記事によって必要以上にアゲられている女優が最前列に出て来たこと。本作の高視聴率(10%前後)を支えているのが彼女だとの内容だが、幾ら何でも主人公を差し置いてアゲる記事はどうかと思う。
なぜ『半分、青い』と同じ演技なのか? 脚本家の当て書きの可能性はあるが、もう少し高校生役としての新鮮味を出せないものかと思ってしまう。もちろん、これは飽くまで私の感覚だが。実力派若手女優なら、その部分を魅せて欲しい…
若手俳優品評会で、若手俳優発掘の楽しみは増えた!
この “大人の事情” によって、二つ目の、若手俳優品評会風の部分が面白くなって、若手俳優発掘の楽しみが増えてしまった。もしかすると、これも “大人の事情” が含まれているのかも知れないが、やはりドラマとして主人公がただの暴力教師に見えてしまうような方向性に舵を切るのはどうかと思う。
あとがき
益々、菅田将暉さんの出番が減って、ただの暴力教師に見えて来るのが残念です。でも、またこの先の展開が気になるドラマ…と言うか、結末だけしか気にならなくなって来ているのが正しいかも。どうして、主人公でドラマを魅せようとしないのか、そこが本作の一番気になるところです。
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生きる / ザ・クロマニヨンズ
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