まんぷく (第104回・2019/2/4) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『まんぷく』(公式サイト)
第19週『10歩も20歩も前進です!』の
『第104回』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
萬平さんの「お湯をかけるだけで食べられるラーメン」作りは難航。麺生地にスープを練り込み、事前に味をつけようとしますが、失敗続き。一旦これまでの経緯を白紙に戻し、ゼロから味付け麺の作り方を考えます。福ちゃんは萬平さんのラーメン作りを手伝う一方で、香田家の絵画モデル騒動に巻き込まれます。渦中のモデルさんと面会することになった福ちゃんは…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
福子の「お湯をかけるだけ」は "予言" なのか検証してみた
先日、ある読者さんから「お湯をかけるだけで食べられるラーメンと言う発想は、福子の “予言” でない」旨のコメントを頂戴した。今回の感想は、まずその回答をきちんとしておこうと思う。なぜなら、今回の、また今後の展開に重要なことだからだ。
福子が真一の婚約者・好美に言ったのは、第100回
さて、私が萬平が「これだ!」と言っていただけなのに、福子が「お湯をかけるだけで食べられるラーメン」と口にしたから “予言” だと書いた根拠となったのが、1/30(水)の第100回で、福子が真一の婚約者・本城好美に夫の今やっていることを説明する中で「簡単に言えば、おうちでお湯をかけるだけで食べられるラーメンです」と紹介したこと。
福子の糸昆布を湯で戻す姿を見て、萬平が閃いたのが第97回
で、時間は戻って1/26(土)の第97話でのこと。前回で子どもたちがイジメられているのを「我慢しろ」と窘めた次の回だ。福子が汁物の作るために、お椀に入れた糸昆布にお湯をかけて戻している様子を見て、萬平がこう言う。
萬平「乾麺に予め味を付けておいて、
それを沸騰した鍋に入れれば…
いやいやいやいや、味の付いた乾麺を丼に入れて
そこにお湯を注げば麺に水分が沁み込んで行くと同時に
麺の味がお湯で溶け出してスープになって行く。
これなら限りなく簡単だ。お湯をかけるだけなんだから」
そう、確かに萬平は福子の前で「お湯をかけるだけで食べられるラーメン」と言っていた。
私が福子の予言と言っていたのは間違いだった(謝)
従って、私が福子の予言と言っていたのは間違いだった。きちんとした検証もせずに、福子の台詞を先入観で聞いて解釈してしまった。この場を借りて訂正すると共に、皆さんにお詫びしたい。そして今後は「駄作」との先入観を捨てて、見ては感想を書こうと思う。
月曜日に商品開発の方向性を明確に提示したのは良かった!
さて、主題歌明けに「原点に戻る」として萬平が「新ラーメンの5か条」なるものが発表された。
一、美味しいこと
一、安く買えること
一、便利であること
一、常温で保存できること
一、安全であること
そして今回、先述した昆布からの萬平の閃きが、原点回帰と言う意味で再度台詞として盛り込まれた。
萬平「普通に麺を作ってスープエキスで味付けする。
お湯をかけると それが溶け出してラーメンスープになる」
誤解していた私が言うのもおこがましいが、昆布で閃くのが土曜日で、ラーメン作りが本格始動したのが週明けの月曜日だったのが混乱の元だと思う。従って、今回のように月曜日に「新ラーメンの5か条」と萬平の台詞で、商品開発の方向性を明確に視聴者に提示したのは良かったと思う。
克子は嫉妬し易いかも知れないが、夫婦仲は良い設定では?
それにしても、克子が忠彦の絵の女性モデルに焼きもちを焼くくだりは、何回描けば気が済むのだろう。まあ、私の記憶力も大したことは無いが、確か忠彦が戦地から帰還して目が不自由になってから回復し絵描きに戻る過程でも、タカと神部が結婚に至る過程でも、克子と忠彦の夫婦仲は良いと勝手に思い込んでいたのだが。
まあ、夫婦仲が良いことと、妻が夫に焼きもち焼きなのは別の話とも言えなくもないが、それでも忠彦が美人画家に転向して初めて雇ったモデル・花村奈保美に続いて似たような展開。あの時は、バンド「ゲスの極み乙女」のドラマ―ほな・いこかさんで、今回は壇蜜さんで客寄せして、時間繋ぎをしているようにしか見えないのだが…
福子は、萬平を楽しく元気に応援するだけで良いのでは?
そして終盤。茹で麺を10分間スープに浸し、お湯をかけた新ラーメンの味が濃過ぎると言うくだり。福子は「一歩進んだ」と言っていたが、あの萬平と福子の描写が正しいのか少々迷ってしまった。見ようによっては、失敗に次ぐ失敗で落ち込む萬平を叱咤激励している福子に見える。
しかし、見ようによっては何もしないのに口ばかり出しているようにも見える。やはりここは、あくまでも発明家は萬平で、ふとした福子の言動にアイデアが閃く流れを基本にして、福子は飽くまでも萬平を確実に後方支援し、楽しく元気に応援するのが妥当でないだろうか。そうすれば、福子の顔芸もちょっとは気にならなくなる可能性もある…
あとがき
特に物語としては、な~んにも進みませんでしたね。予告編で天婦羅からフライ麺を閃くのは分かっているので、土曜日までお預けですね。
さて、先週末の土曜日に本作のナレーション担当の芦田愛菜さんが出演されてラジオドラマが放送されました。涙ありほんわかありの感動ドラマ。今日の昼から「聞き逃し配信」があります。詳しくは、下記の投稿をご覧下さい。
FMシアター「エンディング・カット~私たちが選んだ最後の家族の時間~」 (2019/2/2) 感想
http://dmesen.blog71.fc2.com/blog-entry-10017.html
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【これまでの感想】
第1週『結婚はまだまだ先!』
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第2週『…会いません、今は』
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第3週『そんなん絶対ウソ!』
13 14 15 16 17 18
第4週『私がみつけます!』
19 20 21 22 23 24
第5週『信じるんです!』
25 26 27 28 29 30
第6週『お塩を作るんですか!?』
31 32 33 34 35 36
第7週『私がなんとかします!』
37 38 39 40 41 42
第8週『新しい冒険!?』
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第9週『違うわ、萬平さん』
49 50 51 52 53 54
第10週『私は武士の娘の娘!』
55 56 57 58 59 60
第11週『まんぺい印のダネイホン!』
61 62 63 64 65 66
第12週『絶対何とかなるから!』
67 68 69 70 71 72
第13週『生きてさえいれば』
73 74 75 76 77
第14週『理事長!?』
78 79
第15週『後悔してるんですか?』
80 81 82 83 84 85
第16週『あとは登るだけです!』
86 87 88 89 90 91
第17週『ラーメンだ!福子!』
92 93 94 95 96 97
第18週『完成はもうすぐ!?』
98 99 100 101 102 103
第19週『10歩も20歩も前進です!』
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