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なつぞら (第156回/最終回・2019/9/28) 感想【第2弾】

2018/9/29 20:57 追記
連続テレビ小説「なつぞら」

NHK総合・連続テレビ小説『なつぞら』公式サイト
第26(最終)週『なつよ、あっぱれ十勝晴れ』の 『第156回/最終回』の感想の【第2弾】


 本作は、2019/8/20 にクランクアップ(撮影終了)しています。
 従って、僅かな編集への期待と、直感的な賛美や愚痴を書いています。
 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。


嵐の翌日、復旧作業に追われていた。荒れ果てた天陽の畑では靖枝(大原櫻子)がジャガイモを掘り起こしており、なつ(広瀬すず)と泰樹(草刈正雄)も手伝う。照男(清原翔)と砂良(北乃きい)も散らかった小屋で落胆していたが、再び一からやり直すことを決意。一方、麻子(貫地谷しほり)から次回作について電話を受ける坂場(中川大志)。再び、皆日常の中でせわしなく自分の道を切り拓いていくのだった。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

流石、最終回だけあって、最初の台詞からぶっ飛んでる!

先日投降した感想では言い足りないから、いつものテンションで「第2弾」を書いてみる…
流石、最終回だけあって、最初の台詞からぶっ飛んでる。嵐の翌日、荒れ果てた天陽の畑の復旧作業に追われている靖枝(大原櫻子)らがジャガイモを掘り起こしている場所から、ちょっと離れて手伝っている なつ(広瀬すず)と泰樹(草刈正雄)のはずなのに…

どう好意的に見ても、「うち(柴田家)は無事で良かったね」と言わんばかりに、“芋掘り” を楽しんでいるようにしか見えない映像での泰樹と なつのやり取りだ。

泰樹「わしが死んでも 悲しむ必要はない」
なつ「じいちゃん… 何言ってんの」
泰樹「天陽と同じじゃ」
なつ「天陽君と?」
泰樹「わしの魂も この大地に しみ込ませておく。ハハハハ…
   寂しくなったら いつでも帰ってこい。
   お前は 大地を踏み締めて 歩いていけば それでいい」

これね、言ってることも言わんとしていることも分かる。分かるのだが、二人のやり取りが壮大過ぎるのと、場所が違うんじゃないの? と思うのだ。確かに、大地は繋がっているから、柴田牧場の大地も山田家の大地もつながっている。だから、泰樹が「この大地」と “一括り” にするのは間違いではない。

唐突に「天陽の畑」で泰樹が言うのはちょっと違うような…

間違いではないが違和感を覚えるのは、幼少期の天陽の “大地への思い” や “十勝への拘り” や “開拓民の誇り” みたいなのは、半年前に描かれたきりで、その後は回想で都合良く使われただけ。なのに、ここで唐突に「天陽の畑」で泰樹が言うのはちょっと違うような。

これ、柴田牧場でも一部農業をやっている設定で、嵐で滅茶苦茶になった自分の家の畑を、なつと一緒に片づけているなら “天陽が山田家の畑に魂をしみ込ませたように 私もここにしみ込ませておく” としたら分かり易かったと思う。

酪農も農家であるのは間違いないが、牧場と農場は違う。これを「この大地」と一括りに扱うなら、もっともっと、「この大地」を描いておくべきだったと思う。

なつの "自己チュー" が "泰樹譲り" に見えて良いの?

これと同じなのが、前述のやり取りの直後のこの会話…

泰樹「わしは もう お前の中に残ってるべ?
   お前の中に生きとる」

これも、言ってることも言わんとしていることも分かる。分かるのだが、私としては “じいちゃん自身が言っちゃうの?” って感じ。

お涙頂戴や物語のメリハリのために、不必要に登場人物を殺すのには反対の立場だが、やはりこれは、例えば、なつがアニメーターを辞めて、柴田家に帰って来た…そんな時に、なつが感じて、回想シーンに入れる用の映像だと思う。

以前にも書いたが、本作を観ていれば、前述の幼少期の天陽の気持ちを汲んで、開拓者たちが集まって山田家の畑を開墾した時以来、泰樹は山田家の面倒を見ていない可能性があるのだ。

だから、そう言う泰樹の “気まぐれ” 的な部分や “自己主張の強い” ところが、なつの中に生きているとするなら、強ち間違ってはいないが、この台詞は、本来は、なつの “自己チュー” が泰樹譲りであるなんて意味ではないのだから、やはり、もっと、なつと泰樹の関係性も描いておくべきだったと思う。

実は、第41回で「東京を耕してこい!」がピンと来なかった…

そして、泰樹のぶっ飛んだ台詞はまだまだ続く…

泰樹「しかし よくやったな なつ」
なつ「えっ?」
泰樹「お前は よく 東京を耕した」

確かに、回想シーンにもあったように、なつが上京する際に泰樹は「漫画か映画か知らんが 行って 東京を耕してこい! 開拓してこい!」と言った。実は私、この台詞があった第41回(2019/5/17)に思ったのだ。

本作は「日本のアニメーションの黎明期」を描く作品だから、泰樹が「日本の漫画か映画か知らんが やる限りは新しい道を切り開け!」と言ったと思った。だから、本当は「東京を耕してこい!」がピンと来なかったのだ。そう、目的語である「東京」が。

一体、なつは "東京をどう耕した" って言いたいわけ?

だから、今となって再び「お前は よく 東京を耕した」と言われても、なつが東京で、アニメーション業界でやったことと言えば、周りにチヤホヤされて持ち上げられて “女性初” の看板を貰ったり、無計画に妊娠と出産をしたにも関わず、その時もなぜか周囲が助けてくれ、育児そっちのけで仕事をし、飽きたら別の会社に行っただけ。

やはり、泰樹と なつを対等に描く、いや対等になって行く様を描こうとするなら、もっと、なつ自身がアニメーション業界を開拓したり、育児と仕事を両立させる女性として注目されたり…の描写が欲しかった。どうせ、フィクションなのだから、どうにでも描けたはずだ。

また、なつは休暇の期間を自由に変えられるのか…

てんこ盛りの回想シーンがやっと終わったと思ったら、6分過ぎに仕事があるからを理由に千遥(清原果耶)と千夏(粟野咲莉)が東京に帰ることになった。確か、以前もこんな描写があった。なつは、自分の休暇の日数を事前に申告せずに、休暇中に伸ばせちゃうって力学が。

脚本家の「なつには “残り” があるから」が理由で、なつは帰らないのだろうが、これ、やっと「三きょうだい」になれたんだよね。千遥を含めて「三きょうだい」が幸せになれそうだんだよね。だったら、なぜ別々になるの?

泰樹の教えを守って、なつは東京を耕しに即帰るべきだった

「また 東京で会おうね」ではなくて、「私も仕事があるから帰る。だって じいちゃんと約束したんだもん。私 もっと東京を耕さなくちゃ!」でないのか? この台詞がさっきの泰樹の「お前は よく 東京を耕した」に呼応しあって、これまで描いて来なかったけど、未来に繋がるって物語じゃないの?

それこそ、泰樹の「お前は よく 東京を耕した」を千遥と共有して、千遥も「私も お父さんを超える料理人に早くなりたい」と言っても良かった。やはり、私の なつへの好感度は、駄々下がり続けるだけか?

12年後を『火垂るの墓』風に仕上げるなら…

そして、千遥が帰ったあと、坂場(中川大志)が「いつか 君たち きょうだいの戦争を描いてみたいな」と言う夢が、9分過ぎに叶っちゃう 12年後が映像化された。それが『火垂るの墓』風のアニメーションで、数秒間表現されたのだが、これ、正しいの?

明らかに不自然と言うか、蛇足と言うか。ここで『火垂るの墓』がどのような作品かは言及しないが。私には、ただの話題性目的にしか見えなかった。もしも、『火垂るの墓』風に仕上げるなら、もっと前段の準備と言うか…ああ、面倒だ。

2019年9月29日 20:57 追記

1行前の「もっと前段の準備と言うか…」の補足をやっておきます。第1話で、東京大空襲の回想シーンが『火垂るの墓』風のアニメで描かれています。信者はそれを “見事な回収” とか、見逃したり忘れた人は「何で?」となるはすです。ただ、私が言いたいのは、回収目的で「12年後」を強引に突っ込むのは、正解なのかな?と思う訳です。

最後の最後に私をイラつかせたのが、このナレーション!

で、最後の最後に私をイラつかせたのが、本作最後の台詞でありナレーションだ。

N「なつよ…『朝ドラ』よ 101作目に続けよ」

これ、何を狙ってるの? 蛇足の中の蛇足。恐らく、この脚本家の映像化作品は二度と見ないと思う…

あとがき

夜になって、体調も精神も元気になって来たので、最終回をいつものテンションでもう一度見直して感想を書きました。やはり、駄作ですね。『半分、青い。』の炎上商法の方がマシに見えました。視聴者、それも受信料を支払っている視聴者を馬鹿にし過ぎです。でも、ここまで書いてスッキリしました。『なつぞら』のことは忘れます…

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サギデカ (第5話/最終回 [連続5回]・2019/9/28) 感想

サギデカ

NHK総合・土曜ドラマ『サギデカ』公式
第5話/最終回 [連続5回]『信じるもの』の感想。



拉致された加地(高杉真宙)の行方を追う今宮(木村文乃)達だが、手掛かりはない。失意のうちに帰宅した今宮は表で待っていた廻谷(青木崇高)から「話がある」と言われる。その後、加地が走る車のトランクの中から今宮に電話をかけてきた。拉致の状況を断片的に語る加地の声を頼りに、今宮や手塚(遠藤憲一)らは組織の‘番頭’(長塚圭史)および‘首魁(しゅかい)’の動向を探る。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:なし
脚本:安達奈緒子(過去作/コード・ブルー3、透明なゆりかご、きのう何食べた?)
演出:西谷真一(過去作/あさが来た) 第1,2,3,最終
   村橋直樹(過去作/透明なゆりかご) 第4
音楽:谷口尚久(過去作/映画「結婚」「渋谷」)

「正義と悪」をきっちりと描き切った!

ついに最終回。廻谷(青木崇高)の振り込め詐欺を行う “犯行の理由” の説得力が凄かった。それに対しての今宮(木村文乃)の態度。もう少し両親の詐欺の片棒を担がされた幼少期の過去を含めて “怒り” を表現しても良かったかも。しかし、最終回は、45分間を目一杯使って、「正義と悪」をきっちりと描き切ったとは思う。

虚構の中の現実が見事に、こちらに押し寄せて来た

ただ、欲を言えば、今宮と加地(高杉真宙)の関係も、もっと明瞭に描いて欲しかったし。でも、流石 『透明なゆりかご』と『きのう何食べた?』を最近手掛けた安達奈緒子氏の脚本だけに、シナハン(シナリオハンティング)がしっかりと行き届いており、虚構の中の現実が見事に、こちらに押し寄せて来た。見応えのある連ドラだった…

あとがき

「45分間×5回=3時間45分」が、少々長過ぎたのかも知れません。2時間スペシャル位がタイトでスピード感もあって良かったかも。でも、詐欺を働く人間たちの思考回路が良く分かったのが一番良かったです。振り込め詐欺の無くなる世界が来るのを信じたい…

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【これまでの感想】
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