もみ消して冬 2019夏~夏でも寒くて死にそうです~ (2019/6/29) 感想

もみ消して冬 2019夏~夏でも寒くて死にそうです~ (2019/6/29) 感想

日テレ系・『もみ消して冬 2019夏~夏でも寒くて死にそうです~』公式サイト
『山田涼介主演の“どコメディー”ホームドラマ「もみ消して冬」がスペシャルドラマとして復活!あの脅威の家族【北沢家】にAI(人工知能)がやってくる!』の感想。
なお、2018年1から3月に放送された連ドラ版『もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~』の全話の感想はこちら


北沢秀作(山田涼介)が、犯罪者となり1年あまり。父・泰蔵(中村梅雀)は自らの経験を書いた著書がベストセラーとなり復活。博文(小澤征悦)もAIドクターとして成功、知晶(波瑠)は、AIが選んだ相手と交際順調。秀作だけがパティシエの面接に落ち続けていた。そんな中、泰蔵が次回作のゴーストライターを秀作に持ちかける。秀作は作文専門のAIサユリと一緒に書き上げるが、事実の捏造を疑われ再び北沢家が大ピンチ!
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:なし
脚本:金子茂樹(過去作/プロポーズ大作戦、世界一難しい恋、もみ消して冬)
演出:丸谷俊平(過去作/ど根性ガエル、世界一難しい恋、もみ消して冬)
音楽:ワンミュージック(過去作/もみ消して冬、グッドワイフ、家政夫のミタゾノ3)

昨夜、AI「サユリ」が登場する迄の"ダラダラ展開"で睡魔に負けた

番組のせいでない…と、敢えて言っておくが、放送当日が仕事で早朝から忙しかったため、36分頃の秀作(山田涼介)の前に。文章を書くAI「サユリ」が登場するまでの “ダラダラ展開” に、睡魔に負けてしまった。しかし、連ドラ版が面白かったから、今朝早起きして最初から見直した。

見直しても、前半の1時間が無駄に長過ぎた

そうしたら、どうだろう、まるで2時間があっと言う間に…とは、ならなかった。やはり、前半の1時間が無駄に長過ぎる。初見の視聴者のための初期説明としは過去の場面などの回想シーンがほぼなく不親切だし、東京人物たちよりも「AIとは何か?」の説明の方が多くて、正直飽きてしまった。

「秀作とサユリ」だけがダメなら、せめて90分か1時間の前後編…

これ、潔く「秀作とサユリ」のエピソードだけで良かったのでは? 放送尺が短ければ、コメディ演出の “繰り返し” も効果的になるはずだし。とは言え、終盤の展開が用意されているから「秀作とサユリ」だけとは行かないのは分かるから、せめて90分尺位に仕上げるか、1時間ずつの前後編の放送編成が無難だったような。

本作らしい"シュールなブラックコメディー”をSP版でも貫いて良かった

連ドラ版の、ラストはあちこち切な過ぎる点や。犯罪紛いの解決方法を使用するなど、本作らしい “シュールなブラックコメディー” を、スペシャル版でも貫いたのは良かった。次回作があるなら、放送尺に合わせたエピソードを詰め込むことだと思う。そして、またこのレギュラー陣を出演者に迎えて欲しい…

あとがき

序盤の30分間の “ダラダラ展開” なければ、連ドラ版同様の “手段は何でも頑張ることが大切” と言う「心のユンケル」的な内容が濃くなったと悔やまれるスペシャルドラマでした。でも、久し振りに山田涼介さんの弾けた演技が見られて楽しかったです。

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きのう何食べた? (第12話/最終回・2019/6/28) 感想

きのう何食べた?

テレビ東京系・ドラマ24『きのう何食べた?』公式
(第12話/最終回『(無し)』の感想。
なお、原作の漫画、よしながふみ「きのう何食べた?」(講談社「モーニング」連載中)は、未読。



正月、ついに史朗(西島秀俊)の実家へ行く日を迎え、賢二(内野聖陽)はどうにも落ち着かない。実家に着くと、さすがに史朗の顔もこわばり、出迎えた久栄(梶芽衣子)と悟朗(田山涼成)も緊張で言葉がなかなか出ない。そんな中、久栄は唐揚げの準備のため史朗を連れて台所へ行ってしまう。気まずい空気の中、悟朗は「史朗のアルバムを見よう」と賢二に声を掛け、2階の部屋へ。高校時代の史朗はよく勉強をしていたと語る悟朗。賢二は、勉強に励んだのは同性愛者であるが故、将来を見据えた行動だったのではないかと話す。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:よしながふみ「きのう何食べた?」(漫画)
脚本:安達奈緒子(過去作/大貧乏、コード・ブルー3、透明なゆりかご)
演出:中江和仁(過去作/映画「嘘を愛する女」) 第1,2,3,10,11,最終
   野尻克己(過去作/映画「鈴木家の嘘」) 第4,5,6
   片桐健滋(過去作/映画「ルームロンダリング」)  第7,8,9
音楽:澤田かおり(過去作/TBS系『噂の!東京マガジン』エンディングテーマ)
オープニングテーマ:OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND「帰り道」(TOY'S FACTORY)
エンディングテーマ:フレンズ 「iをyou」(ワーナーミュージック・ジャパン)

きっと「遂に」と言う言葉は、こう言う時に使うのだ

「遂に」と言う言葉は、こう言う時に使うのだ、きっと。遂に、賢二(内野聖陽)が史朗(西島秀俊)の実家へ行く日を迎え、史朗と母・久栄(梶芽衣子)がは唐揚げの準備のため史朗を連れて台所へ行ってしまい、賢二と父・悟朗(田山涼成)が超気まずい中で二人っきりになった。

もう、これだけで、30年近く前に私自身が最初に妻の実家に行って、義父と二人っきりになった6畳間の真ん中の掘りごたつの小ささに驚いたのを思い出した(笑) そして、そんな現場の緊張感がヒシヒシと伝わって来て、「どうなるの~」と思ったら、 悟朗は「史朗のアルバムを見よう」と賢二と2階の部屋へ。

賢二の「高校時代の史朗の考え方」の推測にグッと来た

で、賢二は、高校時代のシロさんが勉強に励んだのは自分が同性愛者だから孫を見せられない一人っ子の自分に出来る最高の親孝行として、いい大学に入って弁護士になったのでは? と、自分がサラリーマンでなく美容師と言う職業を選んだ理由と重ねて話した。私は、この賢二の推測にグッと来てしまった。

そして、このシーン直後に、まるで母親が娘に「筧家の味」を伝授するような軽快なシーンを構成したのは、本当に “本作らしい楽しいメリハリの付け方” だ。これも、今回が最後だと思うと寂しくなった…

シロさんの両親の賢二への誤解も、本作らしい洒落たオチに

唐揚げが美味し過ぎて、つい出てしまった賢二のいつものゲイ言葉に、鋭く反応したように突然無表情になった久栄が、悟朗と一旦部屋を出て行く。これまた気まずい雰囲気。と思ったら、たいそう機嫌の良い表情で部屋に戻って来て大笑い。

どうやら、賢二が「筧家の味」を気に入ってくれたのが嬉しかったようだ…と思ったら、シロさんの両親は、目の前のスーツを着てゲイ言葉を喋る賢二が、息子と一緒に暮らしている時は「女装」をしているのを想像して大笑いしていた…と言う洒落たオチ。

ピュアな賢二の優しさと素直さに、シロさんはこう言った…

そして、そんなエピソードで丁寧に描かれた、ピュアな心の持ち主の賢二の優しさと素直さに、シロさんは、こう言った…

賢二「もう… 俺 ここで死んでもいい」
史朗「何言ってんだ。死ぬなんて そんな…
   そんなこと言うもんじゃない。
   食いもんは… 油と糖分控えてさ 薄味にして 腹八分目で
   長生きしような 俺たち」
賢二「そうしよう」

ここでは手をつなぐのでなく、史朗が賢二の肩を抱き寄せて、賢二が史朗に寄り掛かるようにして階段を一歩ずつ上がって行く様子のまま、劇伴と共にフェードアウト。

なんか、こう言うシーン尻(シーンの終わり方)って王道なのに、背の高い男性二人が寄り添って歩くだけで新鮮だし、むしろ、より味わい深さがとロマンチックさが増したような気がした。

賢二と史朗のイチャイチャの "シーンの跨ぎ方" も "無音の尺" も絶妙

CM明けはロマンチックなシーンから一気に生活感のあるスーパーへの買い物のシーン。30分頃まで、ほぼずっと “非日常” を描いて来ての “普通の日常” を見られる楽しさ。

と思えば、今度は女性ばかりのカフェで注目を浴びることになってしまう賢二とシロさん。ここでも、再び描かれるピュアな心の持ち主の賢二の優しさと素直さ。1話の二度描くのには意味があった。それが、このシロさんの笑顔と台詞だと思う。

史朗「いいかげん もういいかなと思って」

こう言うのが連ドラならではの醍醐味ってやつだ。最終回で、親譲りの頑固者なシロさん自身の考え方が、ちょっぴり変わる。相手が変わったことが単純に嬉しくなった賢二。で、ここは二人のイチャイチャのままカットアウトでCMへ。

このバッサリ途中で切ってしまうことで、逆にいつまでも店でイチャついているんだろうな…って思わせるのだ。そして、CM明けは、そのイチャつきの延長線上の賢二がシロさんの髪を切るシーン。話がイチャイチャで繋がっているから、史朗がカフェの話に戻すのも自然に見えるって、脚本の作戦が。だから、もう一度史朗が繰り返す…

史朗「これからはカフェくらい 何度でもつきあうよ」

シロさんの背中に賢二が抱きつくカットの “無音の尺” も文句なし! 本当に良く出来た連ドラだ。

全てがフィクション、虚協の世界のお話なのに…

最後に、第3話あたりから敢えて書かずにいたことを書いてみる。長年プロの、それも主役をやる程の有名俳優が演じているのだから、演技が上手くて当然なのだ。しかし、今作に於ける賢二と史朗を演じた内野聖陽さんと西島秀俊さんの(アドリブを含めた)演技力には恐れ入った。

賢ちゃんが内野聖陽さんに寄せているのか、内野さんはもう賢ちゃんなのか? シロさんと西島秀俊さんも同じ。見事に演技力が “役が憑依しているよう” に見せてくれた。そのお蔭で、全てがフィクション、虚協の世界のお話なのに、まるで近所や身近な人たちの出来事のように、世界観に没入出来た。

このように感じるドラマは数少ない。もちろん、素晴らしい脚本と演出があってこその、俳優の演技力なのだが、それでも “まるで目の前にいるようなリアルな存在感” をずっと醸し出し続けた二人の名優に拍手を送りたい…

あとがき

最後の最後は、しっかりと「中年のゲイのカップルの恋愛ドラマ」に帰着しましたね。途中、幾度もセクシュアルマイノリティの人たちの恋愛を通して、人間そのものの “広域での愛” を描いていた部分がありました。でも、先に書いた通り最終回の最後は、原点に戻りました。

結局、賢二と史朗と言う主人公たちの中年の男性カップルの毎日の食卓を通して、3組の男性カップルや、そこに関わる人たちの人生の機微や、ほろ苦くて温かな日常を、丁寧に且つリアルに描いたのは、「ドラマは、人間そのものを描くべき」と言う私の考え方にピッタリの傑作でした。原作の漫画も読んでみます。

最後の最後に。今日は早朝から仕事で、感想の投稿が遅れて申し訳ありませんでした。そして、これまでたくさんの Web拍手やコメントを頂き、ありがとうございました。

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公式ガイド&レシピ きのう何食べた? ~シロさんの簡単レシピ~


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【これまでの感想】
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