わろてんか (第100回・1/31) 感想

連続テレビ小説「わろてんか」

NHK総合・連続テレビ小説『わろてんか』公式
第18週『女興行師てん』 『第100回』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


てん(葵わかな)はリリコ(広瀬アリス)を映画女優から漫才師に転身させようと、伊能(高橋一生)を訪ねリリコの北村笑店移籍を願い出る。初めは芸人転身の失敗を恐れて渋っていた伊能だが、てんとリリコの熱意に押され移籍を承諾した。リリコをどうやって売り出すか頭を悩ませるてんとおトキ(徳永えり)だったが、歌子(枝元萌)と楓(岡本玲)という強力な助っ人が加わり、てんのスター芸人発掘作戦はさらに加速していく。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

アバンが無いと本当にスッキリ!

意外である。何が、意外か? それは、週の真ん中の水曜日で、前回で「4年」もの時間経過をしたからら、いつも通りにイケイケどんどん方式で、やらなくて良いアバンタイトルから始まると勝手に主込んでいたから、いくら区切りの良い第100回と言えども、アバンが無いと本当にスッキリする。そんな気分転換を感じつつ観始めた…

起死回生ならず…「過去の99回を忘れて下さい宣言」!?

しかし、主題歌明けは相変わらず…

伊能「君ほどの女優が万歳をやるというのなら」

うーん、この肝心な “君ほどの女優” が殆ど描かれていないのだ。これ、もしかして作り手たちの「100回を記念して、これまでの99回を忘れて下さい宣言」か?

その後も、私が最も期待をしている “主人公の閃き” が物語をけん引して行くと言う部分も、主人公がいとも簡単に「流行歌万歳」を発した時点で、ほぼ撃沈。折角、第100回で起死回生を期待したのに…

風太に相談せずに面接を始めるのはおかしくない?

あのさ~、前回でこんなナレーションがあったでしょ?

N「おトキと風太の支えもあって 北村笑店は ますます大繁盛」

ねぇ、風太は北村笑店の重役でなかったっけ? そんな風太に相談せずに面接を始めるのはおかしくない? 北村笑店は順調じゃないの? 前回で伊能も加わったああ言った会議で物事を決めていくのが会社で、その会議でも社長の役目を果たせていないと悩んでいたのが主人公でしょ? その主人公が風太抜きで話を進めるのはおかし過ぎる。

"てんの閃き" で、楓を登場させるべきだった!

楓の登場にも不満がある。こここそ、“主人公の閃き” で楓を登場させるべきだった。

風太に相談しないのは「女だけで」としたかったと脚本家の意図を汲んだとしても、楓が風の噂で今回の話を耳にして、勝手に一身上の都合で前の会社を退社して履歴書持参で来てしまったら、どう考えても本作お得意の “主人公が行き詰まると必ずそこに救世主あり ” になって面白みが無くなる。

てんが閃いて、リリコたちの前にお披露目するだけで良いのに、なぜやらぬか。そもそも、楓が寄席にどれだけ詳しく、男性社会に不満を抱いているのかも描かれていないのに。本当に「100回を記念して、これまでの99回を忘れて下さい宣言」なのか? ちっとも納得できないし、笑って済ませることでは無いが。

「文芸部」は芸人を束ねる風太が思い付くべきでは?

その後も、風太が全てを受け入れ、万丈目がペラペラと数ページの台本を読んだだけで「確かにセンスは悪ないな」と言ったり、これまた誰にも頼まれず困ってもいないのに、主人公がこんなこと↓を言い出しちゃう。

てん「ほな いっそ 文芸部にしまひょ」

なぜ、主人公が言うの? これなんて風太が芸人たちのために思い付く方が自然だし面白いのに。どうしても主人公に言わせたいなら、「実は、楓はんに頼んだ時から、300人の芸人さんたちを支える文芸部を立ち上げようと思ったんです」で良いでしょ?

とにかく、伊能に楓の存在を報告するくだりでの「女もののふの心を持った面白いお人」と紹介するなら、楓は主人公が引っ張ってくるべきだったの。それをしないから、結局 “主人公が行き詰まると必ずそこに救世主あり ” を繰り返しているだけに見えちゃうのに。

あとがき

どうやら“主人公が行き詰まると必ずそこに救世主あり ” を繰り返えすようですね。今回を見て危惧するのは、本作の主人公が「北村てん」である必要性が誠に乏しくなったことです。これなら、次回で「てん」が死んで、「おトキ新社長」でも出来ますよね。だって、物語が行き詰ったら都合良く進むことが分かってしまったのですから。

最後に。前回投稿時間が遅かった感想にも関わらず、56回もの Web拍手や数々のコメントを頂戴し、ありがとうございます。ここまで、とんとん拍子に進むと面白味も何もあったものではないです。それに、笑いの殿堂のお話なのに、文芸部はクラブ活動みたいですし、大万歳大会は地域の発表会にしか今のところ見えません。もっと「笑い」を真摯に受け止め描いて欲しいです。

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きみが心に棲みついた (第3話・2018/1/30) 感想

きみが心に棲みついた

TBS系・火曜ドラマ『きみが心に棲みついた』公式
第3話『目を覚ませダメ女!あの男の闇は深い…』の感想。
なお、原作:天堂きりん「きみが心に棲みついた」(祥伝社フィールコミックス)は未読。


星名(向井理)が新ブランドを一つに絞ると宣言。堀田(瀬戸朝香)と八木(鈴木紗理奈)の企画を比較し、負けたチームは解散だという。八木と組む今日子(吉岡里帆)は、堀田のチームの同期・飯田(石橋杏奈)から、星名が彼女の家に泊まったと聞かされ、心がかき乱される。そんな中、吉崎(桐谷健太)がスズキ(ムロツヨシ)と共に、今日子の会社の新作発表展示会に来ることに。その席上で、星名は今日子にとんでもないことを強いる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


脚本:吉澤智子(過去作/あなたのことはそれほど) 第1,2
   徳尾浩司(過去作/警視庁 ナシゴレン課、あいの結婚相談所) 3
演出:福田亮介(過去作/あなたのことはそれほど、下剋上受験) 第1,2,3
   水田成英(過去作/ランチの女王、名前をなくした女神、ファースト・クラス)
   金子文紀(過去作/ごめんね青春!、監獄のお姫さま)
   棚澤孝義(過去作/下町ロケット第4,7話、流星ワゴン第4,7話)
音楽:出羽良彰(過去作/クロコーチ、私はシャドウ)

前回は、第4話を期待させる要素がたくさんあった

前回でキッパリと離脱するつもりで観始めたのだが、 生理的な不快感をちょっと脇に置いてドラマ全体を見渡すと、意外にちゃんと「三角関係」が描かれていたし、 “星名の心の闇” についても、“今日子と星名の共依存” や “今日子が星名との共依存から離脱できるのか? ” など見所もあると感じた。だから、第4話を観たのだが…

不快感ばかりで「三角関係」が影を潜めて飽きちゃった

脚本家が交代した影響だろうか? 「ちょっと変わった大人の男女の三角関係を期待したのに、かなり思考回路がおかしい、社会性も乏しい主人公の、いやもしかするとただの欲張りで周囲を振り回すだけの女の、普通では考えにくい内面を描くドラマになってしまった。映像的にも似たようなシーンの連続で飽きてしまった。

あとがき

初回での下着を脱いだバックシャンのシーン、毎度のキョドコ由来の回想シーン、そして今回は下着姿でランジェリーショーのランウェイを歩いて。ネットニュースでも、「次回は吉岡里帆さんがどこまで身体を張るか?」みたいな興味本位な記事ばかりで、吉岡さんは私の苦手な女優さんですが、気の毒になります。

“挙動不審 ” と “恐怖に怯える ” の演じ分け、“共感しづらいキャラを視聴者に共感させる ” など、吉岡さんには少し役が早かったかもしれません。逆に向井理さんの演技はやり過ぎがいい感じ。やはり、人気者を出せば視聴率が取れるみたいな思考回路でドラマを作って欲しくないです。何とか、上向きになるのを期待して、次回を見てみます。

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【これまでの感想】
第1話 第2話


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