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[読書] 健康になれない健康商品: なぜニセ情報はなくならないのか (佐藤 健太郎/著・春秋社) 感想

健康になれない健康商品: なぜニセ情報はなくならないのか
【おススメ度】★★★★

私の評価基準(書籍用)


科学、医学、商売の視点が中立な立場で書かれてる

所謂「ニセ科学」の類の本は大好きで良く読んでいる。そんな中でも、本書はかなり科学、医学、商売の3つの視点がとても中立な立場で書かれているのが特徴。たまに、一方的にすべてを「ニセ科学」と強引に結論付ける本や、科学的根拠に欠ける本があるが、その点全体的にバランスが良い。従って、信用度の高い本と言うことになる。

「使った、治った、効いた」の「三た論法」で騙される

ある商品を「使った、治った、効いた」と言う単純な理屈で効能を判断してしまうことを、本書では「三た論法」と書いてある。確かに、使用体験者が登場するテレビCMなどはすべてこの「三た論法」だ。これが怖いのは、薬を飲んで頭痛が治っても、偶然に自然治癒のタイミングが合うことも、プラセボ効果かもしれない。

特に、「しつこい痛みが引いた」と言う体験には感動があり、意識に強く残ってしまうから、冷静な判断がくるってしまうそうだ。結局、本当に「その商品の効能で治った」のかは、その人次第と言うところがあると思う。頭ではわかっていても信じたい、縋りたい、それが人間。だから、騙されやしいとも言えるのだ。

世に溢れる健康情報の見分け方

世に溢れる健康情報の見分け方が書いてある。物事を心に焼き付けるには、以下の方法が有用性が高いそうだ。

単純明快、意外性、具体的、信頼性、感情に訴える、物語性

確かに、これらのテクニックを巧みに応用したテレビCMを多く見かける。膝痛で困っていた有名女優が、知り合いから偶然に貰った「商品」を飲んだら、早くも1か月で効果が出て、今では元気に舞台に立っていられるのは、もう3年以上も「商品」を使ってるから…なんてCM、あちこちに転がってる。まずは、疑ってみよう。

あとがき

本書のあとがきに、こうあります。

本書の内容を全て鵜呑みにすべきではありませんし、またそうされてしまうようなら本書を書いた意味はないともいえます。

本書に書いてある科学情報だって今は最新でも陳腐化することだってあるわけで、そう言う意味で、自ら健康管理の意味を学び直すきっかけにして欲しいと言うのが著者の答えです。皆さんも世に溢れる健康情報を、十把一絡げに「怪しい」「偽物」とせずに、きちんと自分で精査する第一歩に本書を読むのが良いと思います。


     

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とと姉ちゃん (第75回・6/29) 感想

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連続テレビ小説「あさが来た」

NHK総合・連続テレビ小説『とと姉ちゃん』公式
第13週『常子、防空演習にいそしむ』『第75回』の感想。
なお、本作のモチーフで、大橋鎭子著『「暮しの手帖」とわたし』は既読。


「赤紙が来た」と五反田(及川光博)は常子(高畑充希)に告げる。常子が家族を支え続けられるようにと、甲東出版を貸本屋として経営すれば勤労動員をかけられずにすむと助言する。お礼を言う常子に「生きて戻ったら、その時は心から作りたい雑誌を作ろう」と約束し去ってゆく。何とかここうをしのぎながら、毎日を暮らす常子たち。しかし、ある防空演習で、人をかばったことから組合長の三宅(有薗芳記)に目をつけられてしまい…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

19人中11人に「回想」の文字が…

主題歌中の出演者のクレジットで、19人中11人に「回想」の文字が付いていたのを見ただけで、今回の15分がどんな感じに構成され演出され演技されるのか、ほぼ想像できてしまった。水曜日になっても一向に『常子、防空演習にいそしむ』シーンが無いのに…(今回の中盤から描かれるが)。だから、重隅突きになってしまう。

常子への演出と高畑さんの演技をもっとシビアに…

こう言うところの演出や演技が、益々常子とそれを演じる高畑充希さんへの印象を悪くするんだよなと思う。それが主題歌明けで五反田(及川光博)から常子が社判を預かるシーン。社判だよ、社判。百均の三文判じゃない。そして、預かる事情を鑑みれば、もっと気を引き締める仕草が必要だし、恐縮した態度もないと…。

ヘラヘラしながらのバケツリレーもそうだし、組合長の三宅(有薗芳記)に目をつけられた時の常子の目の芝居とか、もっと丁寧に演技指導した方が良い。こちらの超好意的な脳何補完で何とか良いように捉えているが、あの演技では何も考えずに憎んでるだけに見えてしまう。

「戦争中」に見えない甲東出版で何を描いても…

そもそも、先週に登場したばかりで出番も数回しかない「年寄り」の登場人物に「赤紙」が来ても、先日の社長同様に、劇中では懸命に “戦争は人も物もすべて奪って行く” 演出をしても、こちらには何も響かないし関心もない。そもそも、五反田の会社への思いの強さも常子への信頼関係なんて描かれていないのだから。

それ以前に、私には甲東出版が「戦争中」には見えないのだ。美しいセット、きれいな衣装、整ったメイク、緊張感のない演技、説明ばかりの台詞…。それらを改善せぬまま、五反田に強引に「暮しの手帖」への橋渡しを延々とコント風を交えて語らせる。

これでは、常子が何の努力もせずに「戦争」と言う “タナボタ” で新たな甲東出版の経営者の1人になり、「暮しの手帖」の創刊者になるようなもの。せめて、貸本屋にする経緯で常子が “頭を使ってる” ことを表現すれば違うのに、 “戦争は人も物もすべて奪って行く” 演出ばかりだからどうしようもない。

現状把握能力が著しく欠如した呑気な小橋家…

「細やかな心掛けが小さな幸せを生む」と常子が言っていたが、そう常子はこの言葉を信条にしているはずなのだ。だとしたら、先日の「おままごと」のくだりで、悲しみのどん底の美子(杉咲花)にこそ、常子が何かをすべきだった。それをせずに、美子の洋風なコットン素材で作られたようなコサージュを見て…

何て言ったら良いのだろう。わざわざ戦中の時代設定の中で、庭で花を育てたりコサージュを腰に付けたりすることで「細やかな心掛けが小さな幸せを生む」を描く意味って何だろうと思う。平常時のありふれた日常生活のシーンで、さり気なく見せた方が「暮しの手帖」だと思うのだが。

この描き方だと、君子(木村多江)を含めた小橋家が、戦中なのに無理して楽しくしてるだけに見えてしまう。きっと実際の戦争中の一般人も、苦渋の生活の中で小さな幸せを心のより所にして終戦を、大切な人の命を願ったのだと思うが、今の小橋家は “現状把握能力が著しく欠如した呑気な家族” にしか見えないのが辛過ぎる。

いつから常子が「まっすぐ」、鞠子が「臆病」に?

こんな重隅突きのオンパレードの今回で、ついに超ド級のが登場。それが、「まっすぐ過ぎる」「臆病なだけ」と言い合う姉妹ゲンカ。理不尽な五反田の態度で姉妹ゲンカをするのは良しとして、いつから常子が「まっすぐ」で鞠子(相楽樹)が「臆病」なったのか?こう言う都合の良いことをするからつまらなくなるのだ。

それ以前に、この脚本、演出、演技で「戦争は確実に小橋家の暮らしを侵食し始めていたのです」と見えるのかってこと。前述した通り、美しいセット、きれいな衣装、整ったメイク、緊張感のない演技、説明ばかりの台詞、そして大量の語りで戦争中と思えと言うのは視聴者を下に見過ぎているとしか思えないのだが。

あとがき

卵を持ってきた隣人も、常子と同じ茶髪でしたね(失笑)。そして、「騒動至上主義」によって、次から次へと登場しては退場させた “過去の人たち” を最後の最後で走馬灯のように再登場させ、ポカーンとしている小橋家の面々の映像に「常子たちは追い詰められていました」のお節介な語りを重ねても、私にはちっとも「追い詰められて」いるようには見えませんでした。

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