ごちそうさん (第6回・10/5) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『ごちそうさん』(公式)
第1週『いちご一会』【第6回】の感想。
トラ(吉行和子)のため、実験農場で残り少ないイチゴを手に入れため以子(豊嶋花)。一方、大五(原田泰造)とイク(財前直見)は、め以子の帰りが遅いのを心配していた。急ぐめ以子だが、降りだした雨にずぶ濡れになった上に、イチゴをなくしてしまう。
捜しに来たイクに連れ戻され、しょんぼりしているめ以子。そこに駆けつけてきたのは源太(屋島昂太)だった。10年後、すくすくと育っため以子(杏)は女学生になっていた。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
“人さらい”は必要だったのか?
結局、人さらいのくだりを挟んだことで、トラばあちゃんの元気づけのためと言う、イチゴ探しの冒険の目的が完全にぼやけてしまったのが残念。と言うかどうしてこう言う日割りをするのだろう。
終わってみれば、め以子の子供時代の最大のクライマックスであり、後述するトラとのエピソードに繋がる大事なくだりなのに、大雨降らして子役を濡らして、イチゴを無くしてって、何にも話は進んでない…
重要な「ごちそうさん」の説明がこんな感じで終了?
週の終わりの土曜日に、メインタイトルである『ごちそうさん』をトラばあちゃんのめ以子への解説で視聴者に提示したのは、決して悪いと思わない。ただ、この「ごちそうさん」と言うキーワード、既に第4回でめ以子と源太がケンカの仲直りする際のキーワードで使用済み。それも中途半端に違和感が残る使い方で。
この「ご馳走さま」は祖母の手から孫の手へ伝えらえた大切な言葉であり、トラのめ以子への最後のメッセージであり、め以子の生き方に繋がる言葉だと思う。そう言う本作にとって最も大切な言葉を、今回の取って付けたようなエピソードで済ませてしまうのは残念を通り越して…と思う。
あとがき
結局、一週間で描いたのは、トラばあちゃんの魂が台所のぬか床に住み着いたってことと、子供時代のめ以子食いしん坊でぶきっちょでクネクネしてたってことだけ。
第一週には、今後のめ以子の根幹にかかわるようなエピソードや『ごちそうさん』のテーマを垣間見るような話を期待しただけに落胆が大きいです。
さて、様子見の一週間が過ぎました。杏さん演じるめ以子も少し見てからって感じです。それにしても脚本が変な所を狙わなければ良いのに…と思います。
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