俺の話は長い (第9話・2019/12/7) 感想

俺の話は長い

日本テレビ系・土10ドラマ『俺の話は長い』公式
第9話・其の十七『トンカツと占い』、其の十八『ラーメンとフリーマーケット』の感想。


高校進学をやめてラジオパーソナリティーを目指すと言い出した春海(清原果耶)に、満(生田斗真)は「リスナーの高校生の悩みに答えられなくなる」と独自の理論を展開。しかし、春海は最終学歴なんてみんな気にしていないと反発する。そこで、満は実践形式で適性を確かめようと「6年間仕事が見つからずに困っている」と自身の悩みを相談し、答えることができたら全力で味方になると約束する。
---上記のあらすじは[[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:なし
脚本:金子茂樹(過去作/プロポーズ大作戦、世界一難しい恋、もみ消して冬)
演出:中島悟(過去作/セカムズ、もみ消して冬、これは経費で落ちません!) 第1,2,4,6,7
   丸谷俊平(過去作/ゼロ一獲千金ゲーム、もみ消して冬、イノセンス冤罪弁護士) 第3,5,9
   鈴木勇馬(過去作/今日から俺は!!、偽装不倫、3年A組) 第8
音楽:得田真裕(過去作/家売るオンナシリーズ、アンナチュラル、インハンド、監察医 朝顔)
主題歌:関ジャニ∞「友よ」(INFINITY RECORDS)

"偶然の産物"こそが"人生の面白さ"なのを描いてくれた!

其の十七『トンカツと占い』は、春海(清原果耶)と満(生田斗真)で、春海は自分の将来のために今何を選択すべきか、満は自分の将来のために過去を振り返り、多少南里友人生経験があり、ラジオリスナー歴の長い満が、毎度の毒舌を含ませながら、巧みに春海を説得した上に、綾子(小池栄子)ら家族のわだかまりを取り除いて、そのご褒美として、やっと出来立てのカツ丼にありつけるってお話。

人生の失敗も決して無駄でない、人生に無駄なんてないことを、ニートの満に軽~く説得されちゃう春海も可愛いし、ラーメン屋で偶然流れた女性ベテランアナウンサーのリスナーとの話に、更に満の意見に説得力が出ちゃったもの楽しかった。

途中で登場した占い師も例に漏れないが、直接出会った人も偶然聞いたラジオ(トークや音楽)が、人生を変えるきっかけになることってあるし。そう言う “偶然の産物” こそ “人生の面白さ” であることを描いてくれたような気がする。

1つ目のラストを巧みに受けた、秀逸な2つ目のイントロダクション

其の十八『ラーメンとフリーマーケット』では、序盤での光司(安田顕)の「新しい場所に行くと 新たな道が チョロチョロ出来たりするなぁ~と思ってね」に、いきなり共感しちゃった。私事だが、先日20年以上ぶりに再会した知り合いが「40歳を過ぎて、誘われたら断らないことにしたんです」と言った。

私も40歳を過ぎた頃、出不精を止めて新しい所に行くようになった。それで思わぬ再会があったり新たな出会いもあったりする。恐らく『トンカツと占い』で言っていたであろう、“偶然の産物” こそ “人生の面白さ” と言う部分を上手く惹き込んだイントロダクションになっていたと思う。

偶然2つの「やれ」とラーメン屋の親父のチャレンジに満は動くのか!?

そして、この『ラーメンとフリーマーケット』では、 家族に見捨てられそうになっている31歳の無職のニートである満が、屁理屈をこねて自分の中に芽生えている素直な気持ちを認められないが、切なくも愛しく描かれながら、ラストでの明日香(倉科カナ)からの、例の占い師の「やれ」の二文字に、そして出前を始めた中年のラーメン屋の店主の言動に、遂に背中を押されたような満の今後が楽しみだ。

あとがき

「サザエさん方式」で、1話の中に複数話を区切って構成すると言う形式が、ここへ来て進化していますね。例えば、今回の2つは、「ラーメン屋のラーメン」を盛り込んで来るあたりも含めて、1つ目も結末と2つ目の序盤が上手く繋がっているし、3か月だけ実家に間借りしている姉の家族とニートの家族を描くと言う縦軸も上手く絡ませて来ましたね。

一粒で二度美味しい連ドラに昇格して来たと言う感じです。そんな作品が、次回で最終回なんて…。まだ、最終回前ですが、年に一度のスペシャルでも良いので、いつまでも続けて欲しいです。

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スカーレット (第60回・2019/12/7) 感想

連続テレビ小説「スカーレット」

NHK総合・連続テレビ小説『スカーレット』公式サイト
第10週『好きという気持ち』の 『第60回』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


八郎(松下洸平)から陶芸を本格的に教わり始めた喜美子(戸田恵梨香)。一つ一つの作業に夢中になって、のめり込む。作業しながら少しずつ互いを意識し始める2人。帰り際、喜美子が昔拾った信楽焼きのかけらを見に八郎が川原家を訪ねる約束をする。翌日、やって来た八郎を家族に紹介する喜美子。八郎の好青年ぶりに家族の反応は上々。だが「お見合い大作戦」に八郎が参加すると聞いた喜美子の心がざわめく。帰る八郎を追いかけ…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

喜美子も八郎も陶芸をきっかけにくっつきたいだけに見えた

なんだ、結局“片思いの両思い”ってこと? それなら、こんな回りくどいやり方をしないで、初めから喜美子(戸田恵梨香)と八郎(松下洸平)は、御互い一目惚れしていることに気付かずに、視聴者だけが知っていることにして、視聴者を巧みにイライラさせたのちに、「遂にやった!」って展開にしたら良かったのに。

それをやらずに、互いの心理描写をわざと曖昧にしたから、喜美子も八郎も陶芸をきっかけに、くっつきたいだけに見えちゃったってわけだ。

自分の未来を切り開いてきたのが喜美子でないの!?

それでなくても、喜美子の試作品だって、この先どうなるか喜美子も気にするべきだし、本気で陶芸を学びたいなら社長に改革の一貫として直談判しても良いはず。いや、そうして、自分の未来を切り開いてきたのが喜美子でないの!

常に「喜美子と陶芸」「喜美子とお金」は一体に描くべき!

恋バナを描くなとは言わない。若い男女が登場するのだから、大いに恋バナはやっていい。ただ、本作が「女性陶芸家の草分け的な人」を描くなら、主人公の喜美子は絶対に「陶芸」から離してはダメ。常に「喜美子と陶芸」は、一体として描くべき。

そして、喜美子が常にお金のために必死に仕事をしている姿も描かなきゃダメ。「必死に働く喜美子」が、本作の魅力なのだから。

『なつぞら』の二の舞を踏む可能性さえ出て来ちゃった…

それをやらなかったのが前作『なつぞら』。「女性アニメーターの草分け的な人」を描くドラマなのに、アニメの仕事は殆ど描かず、酪農だ、十勝だ、じいちゃんだ…と、あれこれ描いたから失敗した。

殆ど仕事をしている様子も無くて。たまに仕事をすると持ち帰り残業。子育ても家事も殆ど旦那任せ。そう言うドラマは、主人公と言う“人間”を描いたことにならないの。

荒木荘のように面白楽しく感動的な話になると期待したのに

言いたかないが、前回までは、かなり過保護過ぎる位に、好意的な脳内補完をして、応援してきたつもり。この「信楽編」も、あの「荒木荘編」のように面白く楽しく感動的な物語になると期待したから。

でも、流石に今回を見たら呆れるしかなかった。だって、1週間、喜美子がまともに仕事をしたのを見た記憶はないから。で、来週は恋バナの延長で結婚話まで進むんでしょ。いつ、喜美子は「絵付け師」の仕事をするの? まさか「マスコットガール」の月給だけで、生活できるとか???

あとがき

百歩譲っても意味はないですが、朝の早出の時に、信楽焼の欠片は丸熊陶業に持って行って、イチャイチャした方が良かったと思います。

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孤独のグルメ Season8 (第10話・2019/12/6) 感想

孤独のグルメ Season8

テレビ東京系・ドラマ24『孤独のグルメ Season8』公式
第10話『東京都世田谷区豪徳寺のぶりの照焼き定食とクリームコロッケ』の感想。
なお、原作の漫画、久住昌之&谷口ジロー「孤独のグルメ」は、未読。



五郎(松重豊)は、商談の相手・内田(きたろう)が待つ東京・豪徳寺へ。依頼された書斎デスクのカタログを渡すと、内田は「ものすごいやり手と聞いている」などと五郎をあおり出す。面倒な内田との商談を終え、疲れた五郎は、早めの夕飯を食べて帰ることにする。商店街を歩いていると「お食事処」ののぼりを発見。魚や洋食メニューが書かれた黒板が気になる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:久住昌之&谷口ジロー「孤独のグルメ」
脚本:田口佳宏(過去作/孤独のグルメ 全Season) 第1,2,3,5,7,8,10
   児玉頼子(過去作/孤独のグルメ Season2,3,5,6,7) 第4,6,9
演出:井川尊史(過去作/孤独のグルメ Season3,4、2018SP) 第4,6,9
   北畑龍一(過去作/孤独のグルメ Season6,7) 第1,2,3,7,8
   北尾賢人(過去作/孤独のグルメ Season3のAD) 第5,10
音楽:久住昌之 ザ・スクリーントーンズ

「しみじみと定食を味わう」を丁寧に描いた1話

クリームコロッケのどアップとサクサクの音は、かなり攻めた映像になっていたが、メニューが定食と言うこともあって、食べるシーンは意外な程に淡々と描かれた。まあ、今回は「しみじみと定食を味わう」のがテーマのようだから、間違ってはいない。

ただ、五郎(松重豊)さんが追加で刺身付きを頼む時に「いただけるのでしょうか?」と言ったのにたいして、店のマスターが「はい いただけますよ」には違和感を覚えた。ここは「召し上がれますよ」の方が良かったのでは? でも、最後はこのSeasonから良く登場する「五郎さんのマイどんぶり」で締めて、めでたしめでたし。

あとがき

正に、「しみじみと定食を味わう」を丁寧に描いた1話でした。たまには、ガツガツ食べるのでない、こう言うのも悪くないです。

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ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル~ (第8話 [全10話]・2019/121/6) 感想

ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル~

NHK総合・ドラマ10『ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル~』公式
第8話(全10話)『真奈子、呪われる』の感想。
なお、本作の失敗学監修である畑村洋太郎(東京大学名誉教授)の著書、「失敗学のすすめ」(講談社文庫)は、既読。


古いマンションの玄関口で住民の橋爪(宇崎竜童)が頭を打って死亡しているのが見つかる。住民の中に知人がいたことから、真奈子(松雪泰子)は事故調査委員としてでなく個人的に調査を開始。マンションでは以前から、転倒の多発やエレベーターの閉じ込めなどの不吉な事故が立て続けに起き、呪いだと噂する人もいた。真奈子は、橋爪が残した謎の数字を調べ始める。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:なし
脚本:八津弘幸(過去作/下町ロケット、家政夫のミタゾノ1,2,3、陸王) 第1,2,3
   徳尾浩司(過去作/あいの結婚相談所、警視庁ゼロ係3、おっさんずラブ) 第4,5,6,8
   吉田真侑子(過去作/陸王、ヒモメン、下町ロケット) 第7
演出:福井充広(過去作/ミストレス~女たちの秘密~) 第1,2,3,6
   笠浦友愛(過去作/この声をきみに)) 第4,5,7
   家次勲(過去作/ミストレス~女たちの秘密~) 第7
音楽:眞鍋昭大(過去作/後妻業)
主題歌:あまりにも素敵な夜だから/[ALEXANDROS]

ほぼ探偵モノだったが、謎解きドラマとしては面白かった

前回に続いて、初期のような 『“失敗学” を武器に、事故の背景に潜む人間模様や社会のひずみに切り込むミステリー・エンターテインメント』とは言い難い内容で、ほぼ探偵モノではあったが、謎解きドラマとしては面白かったから良かった…とするか。

あとがき

マンションの機器のメンテはちゃんとやりましょう。住民同士のコミュニケーションは良く取りましょう。って、感じでしょうか…

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あまりにも素敵な夜だから/ミス・ジコチョー ~天才・天ノ教授の調査ファイル~[カバー]


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ゲゲゲの女房:再放送 (第116,117回・2019/12/6) 感想

ゲゲゲの女房:再放送

NHK総合・連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』公式
、 第20週「妖怪いそがし」の 『第116,117回』 の感想。


 私は本作を初見なので、ネタバレ等のコメントは無視します。
 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


【第116回】
布美枝(松下奈緒)と茂(向井理)のもとを、久しぶりに豊川(眞島秀和)が訪れ「社内の人事異動で漫画の現場を離れることになった」と知らせる。新しく茂を担当することになった編集者・松川(杉本有美)が若くてキレイな女性であることに、修平(風間杜夫)はご機嫌だった。藍子(菊池和澄)は、学校で「水木しげるの漫画はウソばかり描いてある」といじめられ、その悩みを布美枝に相談することもできずにいた。

【第117回】
「自分は心臓が悪い」と主張する絹代(竹下景子)は、炊事や洗濯など、いろいろな家事を修平(風間杜夫)に頼むようになっていた。藍子(菊池和澄)は、相変わらず悩みを抱えていた。しかし、茂(向井理)は仕事に追い立てられ、布美枝(松下奈緒)は娘についての相談もろくにできないようなありさまだった。そして、藍子の担任の畑野先生(堀内敬子)が家庭訪問にやって来て、布美枝が聞かされたのは、思いがけない話だった。
---上記のあらすじは[NHK番組表]より引用---

【第116回】

まだ残り2か月近くあるのにエピローグが始まったような…

サブタイトルは『妖怪いそがし』だし、放送もまだ1か月半以上残っているのに、 豊川(眞島秀和)が少年ランドから異動になるのを見たら、既にエピローグが始まったような違和感が…

7歳の布美枝役の菊池和澄ちゃんが藍子を演じてるだけで…

そして、描かれたのは、クラスメイトに “水木しげる” の娘であることを知られてしまった藍子(菊池和澄)が学校でイジメを受け始め、学校での状況もろくに藍子に聞かず、「『お父ちゃんは漫画家です』と胸張って言えるよ」と自分と同じようにするよう、布美枝(松下奈緒)が諭す話のようだ。

何かなぁ。前回で一気に4年弱も時間経過させたから、水木家の家族の状況も大きく変わった…と言うのを描くのは間違っていないが、「胸の痛み」とまでナレーションで語ってしまうと、「妖怪いそがし」より藍子がメインの1週間になりそうだ。

それとも、絹代(竹下景子)が「心臓が悪い」と言っていたから、そちらの方向に話が進むのか? とにかく、 7歳の布美枝を演じた菊池和澄ちゃんが藍子を演じているだけでは、正直楽しくないのだ。



【第117回】

日常を描くのは正しいが、メリハリが無く淡々とし過ぎる…

あざとい騒動を起こすとか、目新しいキャラを登場させて物語を動かすよりも、主人公を中心にした日常を淡々と丁寧に描く方が、朝ドラとしては “まとも” なのは確かだ。

しかし、4年弱を経過させたために、アシスタントを含めて面白味のある登場人物が減ったところを、主人公の義父・修平(風間杜夫)で必死に埋め合わせしているようにしか見えない。

もう一度書くが、日常を描くのは間違っていないが、ここまでメリハリがなく、淡々と描くだけでは「次回を見たい」と言うモチベーションが上がって来ないのだが…

あとがき

この調子で、残りの1か月半近くを描くのでしょうかね。ただただ “老けメイク” で日常を描くだけ。それでは、流石に…。この先、面白くなるのかなぁ。

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