絶対正義 (第4話[全8話]・2019/2/23) 感想

絶対正義

東海テレビ制作・フジテレビ系・オトナの土ドラ『絶対正義』公式
第4話[全8話]『救世主現る!!』の感想。
なお、原作の長編ミステリー小説、秋吉理香子「絶対正義」(幻冬舎文庫)は未読。



範子(山口紗弥加)の行動によりジャーナリスト生命の危機に陥った和樹(桜井ユキ)の前に、範子の告発で失職した高校時代の教師・矢沢(水橋研二)が現れる。麗香(田中みな実)は、不倫相手・亮治(神尾佑)の妻が8年間意識不明だと範子から知らされ、動揺する。そんな中、復讐心を燃やす矢沢は、範子の度を越した正義感に苦しむ和樹らにある計画への協力を求める。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:秋吉理香子「絶対正義」(幻冬舎文庫)
脚本:仁志光祐(過去作/ナポレオンの村) 第1,2,,3,4
   谷岡由紀(過去作/最後のレストラン) 第2,3,4
   政池洋佑(過去作/マッサージ探偵ジョー)
演出:西浦正記(過去作/コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-シリーズ) 第1,2
   浅見真史(過去作/○○な人の末路) 第3,4
主題歌:嘘とカメレオン「ルイユの螺旋」(キングレコード)

"職業差別" と "4人が範子信者になる理由" が解せない!

昨夜リアルタイムで飲酒しながら観たから、どうも “解せない展開” だったから、今朝改めて録画を観て “解せない理由” が2つ判明した。

1つ目は、範子の告発で失職した高校時代の教師・矢沢の交際相手で弁護士で “ファッションヘルスで働く” 伊藤薫への範子と4人の判断が職業差別であるように見えたこと。

2つ目は、現状は矢沢のお蔭で人生が好転し始めたジャーナリスト生命の危機に陥った和樹と不倫をしていた女優の麗香は、この時点で範子を選択する意味が無いこと。更に言えば、子育てに悩む由実子と不妊治療に悩む里穂も明らかに範子を毛嫌いしているのだから、その意味でも範子を選択する意味が無いのだ。

楽しいが、結局は第3話と今回の終盤が直結で良かった…

結局、4人が範子の信者であることを再確認してしまったことで、第3話と今回の終盤が直結でも良くなってしまった。前回まで、とても良い感じで進んでいたし、多少やっていることは毎回同じことの繰り返してあるものの、範子の正義感の描き方には面白味があるし、ドラマとしても前進しているとして楽しんでいるだけに、今回は残念だった。

あとがき

折角、脚本が二人体制で書いているのですから、もっと細かい部分を精査出来ませんかね。例えば、もっと範子の正義感の対称が「友だち4人」だけなのかどうかや、「友だち4人」が範子信者になる理由など、この部分をむやみに引き延ばしているのが大変気になります。「友だち4人」をもう少し頭が良い設定にしても良いかなとか…

最終回で見事に回収してれると信じて見ていますが、それが無かったら相当肩透かしですよ。次回は、本作初担当の政池洋佑氏単独での脚本のようなので、次回での巻き返しを期待します。

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みかづき (第5話・最終回 [全5回]・2019/2/23) 感想

みかづき

NHK総合系・土曜ドラマ『みかづき』公式
第5話・最終回(全5回)『いつか未来に』の感想。
なお、原作の小説、森絵都「みかづき」(集英社)は、第4話と最終回の間に読了。



千明(永作博美)は、塾による学校経営の夢を抱く。だが、蘭(大政絢)の個人指導塾で不祥事が発生。千明は塾経営の一線から身を引き、2007年、生涯を終える。吾郎(高橋一生)が塾教育と千明との歳月をつづった「みかづき」。それを読んだ一郎(工藤阿須加)は、塾に通えない子へのボランティア授業に共鳴する大学生・阿里(岡本玲)に背中を押され、活動に手応えを感じ始める。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:森絵都「みかづき」(集英社)
脚本:水橋文美江(過去作/夏子の酒、ホタルノヒカリ、つるかめ助産院、娘の結婚)
演出:片岡敬司(過去作/桜ほうさら、精霊の守り人) 第1,2,最終
   廣田哲(過去作/) 第3,4
音楽:佐藤直紀(過去作/コード・ブルーシリーズ、救命病棟24時[5])

"これから満ちて行く最新のみかづき状態" を描いた最終回!

昭和30年から平成の今日まで、学習塾業界を舞台に親子三世代に亘って奮闘する壮大な家族の物語が、ついに完結した。と言うか、正しくは一郎(工藤阿須加)を通して “これから満ちて行くであろう最新のみかづき状態”を描いた最終回だった。

家族の思いやりの温もりや、擦れ違う切なさも丁寧に描いた

個人的にグッと来たのは、「近い未来」を掲げて、それぞれの登場人物が信念を持って前進する様々な姿が、きっちりと描かれたこと。

その中でも見事だったのは、普遍的な教育の重要性や、いつの時代も変わらぬ子どもたちが秘めている未知なる能力の素晴らしさを描きつつ、最も小さな家族のカタチである、夫婦や親子が互いを思いやる気持ちや、擦れ違ってしまう切なさを丁寧に描いたことだ。

あとがき

第4話と最終回の間に原作である小説、森絵都著の『みかづき』を読みました。472頁にも及ぶ分厚い本ですが、厚み以上の濃厚な家族物語が描かれていました。

それを、全5話に押し込めると言うNHKの強引な企画はどうかと思いますが、限られた時間と予算の中で、巧みに時間軸を行ったり来たりさせながら時間を進め、且つ人間ドラマもしっかりと濃厚に描いたのは素晴らしいと思いました。でも、出来れば全8話位で観たかったです…。
心がちょっぴり寒いな…と思う人に、原作を読むのをお勧めします。

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まんぷく (第121回・2019/2/23) 感想

連続テレビ小説「まんぷく」

NHK総合・連続テレビ小説『まんぷく』公式サイト
第21週『作戦を考えてください』の 『第121回』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


「まんぷくラーメン」の大ヒットで、即席ラーメンの偽物が大量に発売される事態に。どれもこれも品質が悪く、福ちゃんはこのままだと「まんぷくラーメン」の評判にも悪影響だと心配します。そんな中、萬平さんはある会社の商品が「まんぷくラーメン」に近い味と品質だと気づきます。さらに最近、「まんぷく食品」の従業員の一人が不自然な退職をしていたことが明らかになり…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

前回の感想で過去の登場人物を活かして朝ドラの醍醐味を…

前回の感想で、萬平が理事長時代に大迷惑を掛けた織田島製作所に工場設立の際の機械の調達や整備役に登場させるとか、まんぷくラーメンを売り出す前の試食の時に、泉大津で大変お世話になった立花家の近くで中国料理店「清香軒」を営んでいた三原夫婦に味見をして貰う場面も欲しかったとか…

まんぷくラーメンに卵をかけて食べるアイデアは、元塩軍団で寿司職人の経験のある赤津でも良かったと書いた。そして、そう言う過去の登場人物をこの半年間の終盤になって今の時期に再登場させて、半年間も続く朝ドラならではの醍醐味を届けて欲しいとも書いた。

「こういう時こそ 世良さんの出番や」なくて東弁護士では?

この考え方の延長で言えば、サングラスで敵陣に乗り込んだ世良と真一の回想を “はんぷく” するのでなくて、福子と萬平を助けた若き弁護士の東弁護士(菅田将暉)に相談すると言う流れではないのだろうか。

台詞でわざわざ「こういう時こそ」とまで言わせたのだから、こう言う時こそ頼りになる東弁護士を再登場させるのが連ドラの醍醐味だと思う。

結果的に余計に萬平も福子の学習能力の無さが露呈しまった

それをせずに、暴力で解決しようとする手段を選び、法的な処置を思い付かない時点で、これまでより増して萬平も福子の学習能力の無さが露呈しまった。描いている内容が “はんぷく” ならば、きちんと過去の登場人物を活かして、そこから面白味を生み出せば良いのに、絶対に解決する騒動ばかり繰り返して、その先に何があると言うのか…

あとがき

予告編を見ても、来週に東弁護士は登場しませんね。そして、また新キャラの猿渡鎌作(田中哲司)を投入して一騒動ってことですね。本当、似たようなことの繰り返しばかりになっていますね。「こういう時こそ」東弁護士が登場したら楽しかったのに…と、思うのは私だけ?

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フルーツ宅配便 (第7話・2019/2/22) 感想

フルーツ宅配便

テレビ東京系・ドラマ24『フルーツ宅配便』公式
第7話『サクランボ』の感想。
なお、原作の漫画、鈴木良雄「フルーツ宅配便」(小学館「ビッグコミックオリジナル」連載)は、未読。



店に‘ぽっちゃり系’のサクランボ(筧美和子)が入る。笑顔と魅惑のボディーで次々と指名を勝ち取るサクランボに、みかん(徳永えり)らはいら立ち、店内はギスギスしてしまう。一方、咲田(濱田岳)は彼女の熱心な営業姿勢に感心する。そんな中、客・吉田(村杉蝉之介)に指名され、ホテルへ向かったサクランボは、彼が市議会議員だと知り、ある行動に出る。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:鈴木良雄「フルーツ宅配便」(小学館「ビッグコミックオリジナル」連載)
根本ノンジ:田口佳宏(過去作/相棒シリーズ、犬神家の一族2018)
演出:白石和彌(過去作/ドラマ「火花」) 第1,2,3
   沖田修一(過去作/ドラマ「火花」) 第4,5,6
   是安祐(過去作/映画「リバーズ・エッジ」助監督) 7
オープニングテーマ:EGO-WRAPPIN’「裸足の果実」
エンディングテーマ:超特急「ソレイユ」(SDR)

今回は、壮大なストーリーの序章のような面白さもあった!

今回は、ぽっちゃり系’のサクランボ(筧美和子)が店と客を翻弄する話。しかし、物語はそう単純に非ずで、風俗業界や政界の裏事情を絡めつつ、連ドラとして積み上げて来た6話分を活かした “フルーツ宅配便全員野球” 的な壮大なストーリーの序章にもなっていたような。今後が益々楽しみだ。

あとがき

ゲストの筧美和子さんとレギュラーの徳永えりさんのコントラスト、咲田店長の成長、マサカネの出番のカッコ良さ、その他、先述の通り正に全員野球的な話で面白かったです。

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トクサツガガガ(第6話 [全7回]・2019/2/22) 感想

トクサツガガガ

NHK総合・ドラマ10『トクサツガガガ』公式
第6話(全7回)『ハハノキモチ』の感想。
なお、原作の漫画、丹羽庭「トクサツガガガ」(小学館)は、第1巻のみ既読。


菓子店のこわもて店員・任侠(竹内まなぶ)の母が息子の趣味を容認する様子を見た仲村(小芝風花)は、志(松下由樹)との関係を考える。正月に帰省もしなかったある日、仲村は映画館で男性と一緒にいる吉田(倉科カナ)に遭遇。恋愛とオタク趣味は相いれないと思っていたためショックを受ける。直後、仲村は志が自分に会いに来ていることを兄・望(渡部豪太)からの電話で知る。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:丹羽庭「トクサツガガガ」(小学館)
脚本:田辺茂範(過去作/表参道高校合唱部!、レンタルの恋)
演出:末永創(過去作/花燃ゆ、マチ工場のオンナ) 第1,2,3,6
   新田真三(過去作/あさが来た、べっぴんさん)
   小野見知(過去作/マチ工場のオンナ) 第4,5
特撮協力:東映
アクション監督:おぐらとしひろ(過去作/仮面ライダーシリーズ、スーパー戦隊シリーズ)
音楽:井筒昭雄(過去作/民王、99.9、Missデビル、ブラックスキャンダル)
主題歌:ゴールデンボンバー「ガガガガガガガ」」

最終回直前の第6話は、こんなお話…

菓子店のこわもて店員・任侠(竹内まなぶ)の母が息子のオタクな趣味を容認している様子を見て、仲村は自分と母・志(松下由樹さん)との関係を考える。

そんな中で年が明け、仲村は北代(木南晴夏)と一緒に行った映画館で偶然、吉田(倉科カナ)と遭遇。吉田が男性と一緒だったため、恋愛はオタク趣味とは両立しないと思っていた仲村はショックを受ける。

その直後、兄・望(渡部豪太)から電話が鳴り、母の志が自分に会うため東京へ向かったことを知らされる。仲村は特撮趣味を認めない “ラスボスお母ちゃん” と、しっかりと向き合おうとするが…

"オタク" の心情を見事に救い上げている痛快さが楽しい!

既に当blogでは何度も書いているが、本作が楽しいのは、所謂 “オタク” の心情を見事なまでに救い上げている痛快さだ。

自分が好きなことに没頭するのは楽しくて堪らない。しかし、他人から誤解されたり、職場や学校でいわゆるオタクの心情を見事にすくい上げられているのが痛快だ。好きなことに没頭するのは楽しい。でも他人から誤解されたり、学校や職場で気まずさや疎外感じ味わったりするのは嫌だし、仲間外れ的な存在になるのは怖いし面倒でもある。

もちろん、最近では “オタク” も徐々に市民権を得て、“キモイ” 対象ではなくなりつつあるが、それでも肩身の狭い思いをしているオタクな趣味を持つ大人も子どもも多いはず。本作は、そんなオタクの気持ちに優しく寄り添い、ちょっぴり勇気を与えてくれる。

『ムスメノキモチ』を描いた青天の霹靂だった怒涛の45分!

さて。今回は予告編等での事前情報から、最終回直前と言うことで特に娘の特撮趣味を認めない “ラスボスお母ちゃん” と主人公の仲村がしっかりと向き合う姿を通して何を描くのか、私の期待感は最高潮になった。そして、そこで描かれたのは何と “ムスメノキモチ” だった。流石に、この展開は読めなかった。正に、晴天の霹靂だ。

あとがき

序盤での「サーセン」に泣きました。そして、オタクに限らず、その対象の全てを自分の価値観を信じて愛する人たちの応援賛歌であり、古き価値観の破壊を描いている本作にエールを送りたい。そして、特オタに限らず、自分の好きなものに拘って生きている人たちに「間違っていない!」と伝えたい『トクサツガガガ』の第6話でした。最終回が楽しみであり、残念でもありと言う複雑な心境です。

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